2024年
4月
30日
火
岸田首相は、明日5月1日から6日までの日程で、フランス、パラグアイ、ブラジルを訪問する。
GW期間中に日本を離れるのは、岸田首相を含め大臣20人中14人。
すでに旅立った副大臣・政務官をあわせると、計31人が37カ国を訪問予定だ。
報道によれば、今回の外遊にかかる経費は、単純計算で12.6億円にのぼるという。
歴史的な円安・物価高に苦しむ庶民を尻目に、税金で海外出張とはいいご身分である。
雁首そろえて、一体、何のために行くのか。
2024年
4月
25日
木
この17日、政府観光局(JNTO)は、3月の訪日客数が308万1600人だったと発表した。
新型コロナウイルス流行前の2019年3月を11.6%上回り、統計をとり始めた1964年以降、300万人を突破したのは初めて。
また、単月で過去最高だった19年7月(299万1189人)を超えたとのこと。
これに先立つ1月、観光局は、訪日客の消費が新型コロナウイルス禍前を超え、2023年訪日客の旅行消費額は計5兆2923億円で過去最高だったと発表している。
2024年
3月
13日
水
去年11月に和歌山市で開かれた自民党の「青年局近畿ブロック会議」の懇親会で、
“ 過激なダンスショー ” が繰り広げられていたことが分かり、会合に出席していた同党青年局長と青年局長代理が辞任した。
自民党の梶山幹事長代行は、” 地方組織も含めて党全体が緊張感を持って活動する必要がある ” と指摘したとの報道。
2024年
2月
19日
月
『 今だけ、金だけ、自分だけ 』。
このフレーズを世に出したのは、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏である。
鈴木氏の著書『 食の戦争 』が発刊されたのは2013年。
同書は、日本がTPP(「環太平洋パートナーシップ協定」)への参加に際し、様々な議論が巻き起こる中、我が国の食の安全保障の観点から、TPPをはじめ、アメリカが仕掛ける秘められた戦略を考察し、その正体を世に知らしめた良著である。
『 今だけ、金だけ、自分だけ 』のフレーズは、この本の序文 ー はじめに 食の安全を手放すな ー の冒頭に書かれている。
2024年
2月
08日
木
DVDを整理したら、『 シェイクスピア映画大全集 』というのが出てきた。
あ~、昔こんなの観てたな …
ハムレット、リア王、マクベス …
シェイクスピアの言葉には、名言と言われるものが数多い。
” この世はすべて舞台、 男も女も人はみな役者に過ぎない ”
これもその一つ、『 お気に召すまま
』に登場する前侯爵ジェイクイズの言葉だ。
2024年
2月
06日
火
トヨタ自動車グループ内で不祥事が相次いだ。
ふと思い出して、映画『 七つの会議 』を見た。
『 七つの会議 』は、「 下町ロケット 」で直木賞を受賞した池井戸潤氏の小説。
2013年に東山紀之主演でテレビドラマ化され、2019年に野村萬斎主演で映画化された。
映画の方は、Amazonプライム・ビデオで観ることができる。
2024年
2月
04日
日
先だって、トヨタ自動車は、グループの豊田自動織機が生産するディーゼルエンジンで認証取得の不正があったとして、このエンジンの供給を受ける国内向けの6車種を含む合わせて10車種の出荷を停止することを決めた。
2024年
1月
10日
水
その是非はともかく、大規模災害は、時に戦争の様態に例えられる。
地震は、爆弾やミサイルなどによる建物や施設への攻撃。津波は着上陸侵攻である。
災害の場合、対処する指揮官は、災害対策本部長である市町村長と県知事だ。
これが、大規模な災害ともなれば、その規模や状況に応じて、防災担当大臣(特定災害対策本部長)、内閣総理大臣(非常災害対策本部長、緊急災害対策本部長)が総指揮を執る。
本部長は、様々な情報を基に災害応急対策を行う。
そこには ” 蟻の目 ” による現状の把握と分析、そして、 ” 鷹の目 ” による全体を俯瞰した迅速かつ冷静な判断が求められる。
これは、企業のトップに、経済学で言うところのミクロとマクロ両方の視点が求められるのと相通じる。
2023年
9月
28日
木
久しぶりに、『 亡国のイージス 』を読んだ。
『 亡国のイージス 』は、1999年、講談社から刊行された長編小説である。
在日米軍基地で発生した未曾有の大惨事。
最新のシステム護衛艦『 いそかぜ 』は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。
ついに守るべき国の形を見失った “ 楯 (イージス) ” が、日本に恐怖をもたらす。
日本推理作家協会賞を含む三賞を受賞した福井晴敏氏のミリオンセラーだ。
2005年、本作品を原作に映画化されたが、映画の方はもう一つ。
この長編を、2時間ほどの映画にするのは難しい。
小説は小説、映画は映画、別物だ。
やはり、原作の方が遙かに面白い。
2023年
6月
30日
金
今年の3月末で、年季奉公が明けた。
4月からは気ままな自由人、40年余の奉公人生活とおさらば。
意に反して、頭を下げることはない。
もう、ステークホルダーはいない。
『 不快を耐える 』こともない。
2022年
12月
26日
月
先頃、厚生労働省が発表した人口動態統計によると、今年1~10月に生まれた赤ちゃんの数が、速報値で前年同期比4.8%減となり、年間出生数の概数が、統計を取り始めた1899年以降、初めて80万人を割り込む見通しだという。
これに先立つ12月10日、岸田総理は、出産した人に公的医療保険から支給する出産育児一時金を現行の42万円から50万円に引き上げると発表した。
違うんですよね …
少子化問題の本質はそこじゃない。
2022年
6月
23日
木
昨日に続いて、今日も『 博多祇園山笠 』の話。
長法被は、山笠期間中に男衆が着用する久留米絣で作られた法被で、ステテコと雪駄(または下駄)が山笠の儀礼服。
博多祇園山笠振興会によれば、祭りに参加している人の『正装』であるため、山笠期間は長法被で結婚式に出席が許されるなど、独特のルールが存在しているそうだ。
2022年
3月
01日
火
ー ソウルフード ー
ある程度以上の歴史をもち好意的な思い入れをもたれている、その地域特有の食べ物のこと。
もともとソウルフードとは米国南部の黒人の伝統的な料理のことだが、特に2000年以降の日本ではソウル(魂、精神)との意味から派生し、各地特有の郷土料理などを指すことがほとんどとなっている。
北海道のジンギスカン、山形の芋煮、東京・月島のもんじゃ、大阪のたこ焼き、香川県の讃岐うどん、博多の豚骨ラーメンなどの有名なものから、全国的にはほとんど知られていない地場料理や菓子類、特産物などまで幅広い食べ物に対し用いられている。
この出典は、『 知恵蔵 mini 』。
しかし私には、容認しがたい解説だ。
<ウィキペディア「 ソウルフード 」はこちら>