書籍を整理していて、古い本2冊を見つけた。
一冊は、『 男の自由時間 真空管アンプ・スピーカー作りに挑戦 』
発行は平成17年、丁度、福岡県西方沖地震が発生した年だ。
この地震災害に関連して、とんでもなく忙しい日々が続いた。
唯一の気晴らしは、真空管アンプで音楽を聴くことだった。
真空管アンプの自作はハードルが高くてできなかったが、” 球転がし ” は今も続いている。
好みの管球で、ジャズを聴きながら酒を飲む。
気ままで、至福の時間 …
そんな日々も、今日で終わりを告げる。
人によっては、物心のつく4~5歳から、保育所・幼稚園に通い始める。
そして、小・中・高の学校、さらには大学 …
そこには、必ず守らなければならないルールや規則があり、試験もある。
学校を出て勤め人になれば、社則があり、目標、成果 … etc.
60年以上、ある種の「 束縛 」の中で、生きていく日々が続く。
そして、そうした人生の「 舞台 」を降りる時が誰しも訪れる。
上司もいない、ステークホルダーもいない。
品性も知性もない輩に、意に反して頭を下げることもしなくいていい。
「 舞台 」に立つ人間ではなく、客席から舞台を観る人間になる。
権力者、議員 … だから何だっての … 関係ないね …
正しくはないが、ある意味「 無敵の人 」になる。
しかし、気楽な日々とはいえ、かなりの人が戸惑う。
何しろ、何十年も続いた「 束縛 」からの「 解放 」だ。
何より必要なのは「 自律 」だ。
縁あって、明日からまた「 舞台 」に立つことになった。
自由人となってから2年。
気ままな日々はいいものだが、尿酸値が11.5、γーGTPは250。
エコー検査の結果を見た医師は、” 意外に、肝臓も腎臓も綺麗ですね ” と。
何それ、” 意外に … ” はないだろう。
いずれにしても、ちょっと飲み過ぎであったことは間違いない。
「 舞台 」に立つようになれば、少しは酒量も減るだろうし、量は減っても、美味しい地酒を飲む回数は増えると思う。
きっと、いいこともある。
それにしても、過ぎてしまえばうたかたの日々 …
愉しい毎日だった …
<「ー この世はすべて舞台、 男も女も人はみな役者に過ぎない ー」はこちら>
<「 ー ふと想起される言葉 vol. 2 ー 」はこちら>
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