昨日、真空管アンプの管球(チューブ)を全て入れ換えた。
(旧)SHUGUANG(中国製)
→ (新)エレクトロ ハーモニクス (ロシア製)
Electro-Harmonix真空管は、米国New Sensor社(NS社)の高品位真空管のブランドだが、その殆どはロシアで製造されている。
2022年3月、ロシア政府は、約200品目の輸出を禁止すると宣言。その中には真空管も含まれていて、以降、日本でも徐々に入手が困難になっているチューブもある。

繋いだスピーカーは、『 YAMAHA NS-1000M 』。
言わずと知れた、国産スピーカーの名器だ。
中高域の振動板にはベリリウム振動板、中域は8.8cmドーム型スコーカー、そして、低域には30cmコーン型ウーファーを搭載。
最大許容入力100Wの頑丈なキャビネットは、時にハッとするような低音を響かせる。
70~80年代のJーPOPには、ベース音の効いた楽曲が少なくないが、非力なアンプでは、30cmウーファーの力を十分出し切れない。
エレクトロ ハーモニクスのパワー管・プリ管は、SHUGUANG(中国製)のチューブと比べると、繊細で伸びやかな音色。一方、低音域はやや力強さに欠ける感じ。
変えてみる ?
で、今日も球転がし。
どのブランドにしよう …
う~ん … 悩ましい …
で、前に使っていた『 Golden Dragon 』に変えた。
パワー管は、電気特性の揃った4本の「KT88」。
プリ管は、「12AX7」が1本、「12AU7」が2本の全7本。
「12AX7」と「12AU7」は、見分けにくい。
年寄りには、つらい文字サイズ。
間違えないように挿入。
ちゃんと通電するかな …
無事、7本全てに赤々と灯がともった。
試しにサザンを聴いてみる。
いとしのエリー : 硬く締まったスティック音が響く
そんなヒロシに騙されて : 煌めくようなギター
ミス・ブランニュー・デイ : 腹に響くベース音と弾けるドラム
中国製の管球は騒々しいと言う人もいるが、私は好きだ。
中高域は華やかにきらめき、力強い重低音はライブハウスを思い起こさせる。
このアンプ『 AUDIO SPACE AS-3i 』の標準搭載チューブはEL34だが、KT88に変えると、一気にパワーアップして力強くなる。
本日の ” 球転がし ” は、無事終了。
メデタシ、メデタシ。
<「 ー 中国からロシアへ 真空管アンプの玉転がし ー 」はこちら>
<「 真空管アンプ AUDIO SPACE AS-3i に灯を入れる- オーディオの再稼働 vol. 1 ー」はこちら>
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