想夫恋焼に必要な具材は、麺、豚肉、モヤシ、ネギ、ラード、コショウ。
これ以上でも、以下でもありません。
【 麺 一玉 100g 】
想夫恋の麺は、自家製のストレート中華生麺。
独自のコシと風味を出すため加水率を決め、製麺後に熟成させる。
使用小麦粉のブレンド比率、加水率等は不明。
麺の太さを決める番手は「20番(1.5mm)」~「16番(1.88mm)」あたりと思われるが、これも不明。
<「想夫恋 こだわり麺」はこちら>
【 豚肉 一食分 50g 】
ロース、バラ肉、モモ肉、ヒレ肉などをミックス。
拍子木切りにするため、なるべくブロックで購入。
バラを中心に、脂の具合などを見ながらブレンドします。
【 もやし 1食分 150g 】
角社長曰く、
「想夫恋のモヤシは普通に売っているものより短い、伸びきる前の長さのものを使用している。根を切らないのも麺に絡みやすくするため。相当に割高なるけれど、味と食感が良い」と。
選ぶポイントは、麺とほぼ同じ太さで根がついたもの。
もちろん鮮度のよいものを選びます。
太モヤシ、根切りモヤシは使いません。
最近、スーパーなどでは、太モヤシ系のもの、また、根切りモヤシが主流で、角社長の言われるようなモヤシは、多くはありません。
そんな中で見つけたのが、下の写真の九州ジージーシー(株)「マッペもやし」です。
その太さ、長さ、そして根付き、想夫恋にピッタリです。
それに何と言っても、大分県産、それも日田市。日田というのがいいですね~。
【 ネギ 】
先ず、アサツキや万能ネギのような細いものではありません。
また、白ネギ(根深、長ネギ)のようなかたいネギでもありませんし、その上部の青い部分を使うこともありません。
さらに、「ねぎ」と「玉ねぎ)」の交雑種の「わけぎ」でもありません。
それに、「ニラ」となると、全く論外です。
<「 想夫恋風焼きそばの要は ネギなのです 」
【 大ネギ 】
想夫恋の鉄人によれば、ベストは「大ネギ」だそうです。
香りがよく、軟らかすぎないとのこと。
とは言え、この大ネギ、何時も手に入るものではありません。
右の写真は、レッドキャベツ博多駅南店のもの。
こうやって、たまに売られています。
<「 日田モヤシと大ネギで作った 想夫恋風焼きそば 」はこちら>
【 青ネギ 】
『大ネギ』よりは白い部分がやや多く、九条ネギよりしっかりしています。
写真は、道の駅で買ったものですが、スーパーでも時々売られています。
このネギは、使えます。
【 九条ネギ 】
白、青みのバランスがよく、香りが高いネギです。
高級なものほど、とても軟らかいため、モヤシと一緒のタイミングで調理すると、他の具材に負けてしまいます。
九条ネギを使うときは、少しタイミングをずらして、後で入れる方が良いでしょう。
ただ高いですね、博多阪急では京都産のものが250円~450円。県内産だと、福岡市のサニー美野島店では150~200円くらいです。
<「 乾麺で作る 想夫恋風の焼きそば 」はこちら>
【 ラード 】
サラダオイルとは、月とすっぽんの焼きあがり。風味が全然ちがいます。
想夫恋焼ならラード、これは代えられません。
2~4回使いますので、ドレッシングボトルに入れ、電子レンジで温めて液体にして使います。
・ベル食品 純製ラード 200g 170円 程度
・雪印 純製ラード 250g 230円 程度
【 西野物産 ホワイトペッパー 】
想夫恋セットに付属していたスパイスは、大分県中津市の(株)西野物産のホワイトペッパー。
S&Bなどのホワイトペッパーは、少し黄色みを帯びていますが、それらと比べると、かなり白いコショウです。
想夫恋各店で使われているコショウと同じものかどうかは、わかりません。
しばらく、ホワイトペッパー、ブラックペッパー、ガーリックとオニオンがミックスされたラーメンコショウを使っていました。
このラーメンコショウ、味塩コショウのように塩が含まれていないので、色々な料理に使えるとても美味しいコショウですが、今は使うのを止め、色々なホワイトペッパーを試しています。