市販の中華生麺/乾麺や自作の麺などで、想夫恋風の焼きそばを作るならば、必然的にソースも自分で作らなければならない。 難しい作業とは思いましたが、ことの成り行きです。
しかし、ソースを最初から作る知識・技術はまるで持ち合わせていませんので、当面、市販のウスターソースや醤油をブレンドして作ります。
想夫恋セットに付属している本物のソースと比べ合わせてみても、非常によく似たソースを作れるようになりましが、焼いてみるとまだまだ…。
道のりは、遠いです。
先ず、想夫恋のソースの味が、基本的に創業当時から守られていることが要諦です。
1. このため、創業者 角安親 氏がどのようにしてソースを作ったのか考える。
2. 常に、本物の想夫恋ソースと味を比べながらブレンドする。
3. サラリとして、味はまろやかで旨みが深い。そして、雑味のない味でなければならない。
※ 想夫恋では、「特性オリジナルソース」「ソース」「タレ」の3つの言葉が使われていますが、
ここでは全て『ソース』で表記します。
先ず、(株)想夫恋のホームページを観てみると、
焼そばにとってソースは、うどんやラーメンのスープと同じくらいに大切。
想夫恋のソースは焼そばの味を引き立てるようにオリジナルで製造したもの。新鮮なトマトを熟成させ、さわやかな風味とベトつかずあっさりとした仕上がりだから、麺や肉、野菜本来の味を決して損なうことなく、全体の味を引き締める。
次に、「想夫恋物語」では、
昭和32年6月2日に旧日田郵便局前で開店することになりました。しかし、ベースとなるタレが、仕込みより年数が浅いため熟成が足りず、全然使用できないものでした。もっと意外なことは、普通の中華風フライパンでは、全然思い通りの商品は作れなかったことでした。
そこで、仕方なしに1年間はラーメン屋として急場をしのいでいましたが、100mとも離れていない来々軒の勢いには全然太刀打ちできませんでした。
ようやく、1年を過ぎた頃、タレも熟成し、当時は珍しい平たい鍋のフライパンにしました。…
「想夫恋セット」付属のソース成分を観ると、
玉ねぎ、リンゴ、トマト、にんにく、醸造酢、砂糖、食塩、アミノ酸液、カラメル色素
の9種類のみ、とてもシンプルです。
スーパーなどで売られている『 カゴメウスターソース 』の原材料は、
果実(トマト、たまねぎ、にんじん、その他)、醸造酢、糖類(砂糖、ぶどう糖)、食塩、アミノ酸液、香辛料、発酵調味料、カラメル色素、香辛料抽出物、甘味(甘草)
と記載されています。
原材料の中で、なじみのないものが『 アミノ酸液 』です。
これは、大豆や小麦グルテンなどのたんぱく質原料を分解し、炭酸ナトリウムなどで中和したものです。
よく似たものに調味料でよく使われている「アミノ酸」があります。
こちらのほうは、グルタミン酸ナトリウムであり、微生物の働きによって糖蜜やでんぷんから作られるもので、両者は全く別物です。
アミノ酸液は、甘いといわれる九州の醤油ではよく使われているもので、その醤油がラーメンのスープにもよく用いられます。
ソースの普及と地域性から考えてみますと、
昔から、関東地方以北では中濃ソースが好まれ、近畿地方以西では、ウスターソース、トンカツソース、お好み焼きソースなどを使い分ける傾向があるようです。
とりわけ九州では、大手ソースメーカーが中濃ソースを販売するようになるまで、その存在そのものが、ほとんど一般に知られていませんでした。
九州、福岡で育った私の子供の頃の記憶では、ソースといえばイカリソース。
カゴメもブルドッグも見たことはありませんでした。もちろん、中濃などありません。
当時のものは、今売られている合成樹脂のボトルではなく、ガラス瓶でした。
キッコーマンの醤油差しは、頭(差し口)が赤、ソースを入れたものは黄色。
定食屋などに置いてあった記憶があります。
想夫恋の創業は、昭和32年です。
現在のように、色々なソースが出まわっていた時代ではありません。
イカリソースは、2005年に事実上倒産、現在はブルドックソース系列の子会社となっていますが、明治29年、大阪で食品販売代理店として山城屋を創業、日本で初めて本格的なウスターソースを製造・販売した会社です。
かつては、関西、中国、九州では強い販売力を誇っており、想夫恋の創業当時、創業者の角 安親 氏が、イカリソースを参考にした可能性も低くはないと思っています。
また、日田地域と取引があった、九州の地場ソースメーカーのものも可能性が十分にあります。
想夫恋の焼きそばは、お店の間で味が大きく違うことがあります。まろやかな旨みを感じる店もあれば、時には、尖ったソースの味を感じる。
色々な要因があると思いますが、ソースに加えられる熱の量によってソースの味が変化していることも一因と考えられます。
しかし、相当な想夫恋のファンでも、ソース単体の味をよく知っている人は多くはないと思います。
その味を知ろうとすれば、想夫恋の「焼そばセット」のソースを何度もなめ、舌で覚えるしかありません。
「想夫恋物語」には、熟成に1年を要したこと、また、店が軌道に乗るまでラーメンで凌いでいたことが書かれています。
想夫恋の創業者 角 弘起 氏は久留米市出身。そして、日田のラーメンは久留米ラーメン系です。『 横浜ラーメン博物館 』のホームページには、
<久留米ラーメン>
強火でトンコツを煮立てた白湯スープで、海産物はほぼ使わない。野菜や鶏ガラは希に使う。臭み消しにニンニクや生姜を加える事もある。タレは塩ダレか薄口醤油。博多に比べて更に力強い店が代表的だが、南京千両を継いだようなさらっとしたスープも存在する。
このようにことから推測すると、
・ ベースは、ウスターソース 、甘めの醤油
・ 久留米系のラーメンで使う材料をブレンドする
かつて、自分で作っていた時、オイスターソースを加えたこともありましたが、想夫恋セットの原料表示や久留米ラーメンのことを考えると海のものは加えない方がよいと考えます。
想夫恋の「焼そばセット」のソースは、薄めて使います。
そして、想夫恋のホームページには次の記載があります。
Q. 店で使っているタレと生麺のタレは、違うのでは?
A. お店で使っているタレとまったく同じものです。
ここにヒントがあるのです。
一般的に、多くのラーメン店では、タレをスープで割って提供します。これは、スープは常に温かくなければならない。タレをスープに入れて用意していると煮詰まってしまいます。別々に作って、調理する方が都合がよいのです。
想夫恋も同様に考えるとよいと思います。
水を加えずに濃いソース(元ダレ)を作り、熟成させる。これは、腐りません。それを使う分だけ、水で希釈して使えばよいのです。
実際に、想夫恋店でソースを攪拌している光景を目にすることがあります。沈殿したソースの材料を混ぜ合わせ、味を均一にしているのだと思われます。
焼そばセットには、1人分30mlのソースが付いていて、これを20mlの水で薄めて使います。ソースの水分量が多すぎると、麺がベタつきます。また、少なすぎると、味が均一に行き渡りません。
想夫恋焼は、ソース50ml/1人分 を基本に考える。
こう軸を決め、30mlを50mlに薄めた時にベストとなるように、ソースの味と濃度を調整します。
想夫恋のように、1年もの熟成期間を作れないのは如何ともしがたいことですが、上記のようなことを勘案しながら、材料を選定しました。
【 イカリウスターソース 】
前述の時代背景を考えると、この1本はとにかく外せません。
魚醤が含まれてはいますが、サラッとしていて、まろやかでフルーティ。
まず、ベースとして使うには良いソースだと思います。
1本、198円。
<原材料>
野菜・果実(トマト、たまねぎ、にんじん、その他)、砂糖類(砂糖、ぶどう糖果糖液糖)、醸造酢、食塩、ワインビネガー、香辛料、魚醤、酵母エキス、マッシュルームエキス、香辛料抽出物
【 イカリソース レトロ 150mL 】
-商品紹介-
昭和三十年頃、ソース通のソースとして一世を風靡していたイカリの赤ラベルが卓上サイズで復活しました.野菜・果実をたっぷりと加え香辛料もさらに厳選したもの使用.りんご酢を配合し当時の味わいを再現しました.辛くておいしい新・赤ラベルをどうどお召し上がり下さい.-
買わずにいられないこの言葉、北野エースで@368円。
<原材料>
野菜・果実(トマト、りんご、にんじん、その他)、醸造酢、砂糖、食塩、発酵調味料、香辛料、酵母エキス、カラメル色素、香辛料抽出物
【 イカリソース 果実 150ml 】
ー商品紹介ー
酸味押さえたフルーツの風味豊かな新感覚ソース.果実を全体の約30%使用したフルーティな中濃ソース.
北野エースで、とてもよく売れているソース。@348円
<原材料>
野菜・果実(りんご、みかん、トマト、その他)、砂糖類(ぶどう糖果糖液糖、砂糖)、醸造酢、食塩、ワインビネガー、発酵調味料、香辛料、酵母エキス、魚醤
【 金蝶ソース ウスター 】
「金蝶ソース」は、長崎のチョーコー醤油が作るウスターソース。
醤油っぽいソースというのが特徴で、醤油で味を整えている皿うどんにぴったりマッチするといわれます。
想夫恋のソースと同様に原材料にリンゴが使われているところ、醤油っぽいと言われるところ、さらに、金蝶ソースは、昭和16年から作られていることから選択しました。
イカリと比べると濃厚、芳醇で、力強い感じ。原材料も少ないですね。
320ml入り228円、ゆめタウン博多で購入。
<原材料>
醸造酢、砂糖、野菜・果実(りんご、とまと、たまねぎ、にんにく)、食塩、アミノ酸液(大豆を含む)、香辛料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、甘味料(甘草)
【 川上酢店 マルキゴールドソース 】
愛知県岡崎市の(株)川上酢店が作る最高品質の美味しい濃口ソースです。
大手メーカーのものと比べると、材料が少なく、想夫恋のソースに成分が似ています。
さわやか、そして、まろやかで甘みのあるソース、美味しいですね。
Aamazonで購入、525円。
<原材料・成分>
「国内産有機野菜・果実が持つ本来の甘みを生かしたウスターソース」の文句に惹かれて購入。保存料、化学調味料、カラメル色素は使われていません。
原材料は、かなりシンプル。確かに、これまでに買ったソースの中では一番マイルド、主力になりうる味ですが、やや色が薄いので、焼き上がった麺の色が薄くなります。
900ml 704円、Amazonで購入。
<原材料>
有機野菜・果実(たまねぎ、トマト、みかん、その他)、醸造酢(米酢)、砂糖、食塩、香辛料
【 クラシック コックソース (復刻版) 】
福岡市の『コックソース』。創業は昭和2年、85年の歴史を誇るソース専門メーカー。
主に業務用ソースを手掛けてきたため、一般ユーザーには馴染みのない会社です。
なかなか味のあるラベルですね。福岡市内では、たまに置いている飲食店があります。
原材料 :砂糖、醸造酢、野菜・果実(たまねぎ、しょうが、
トマト、その他)、食塩、しょうゆ、香辛料、魚醤、
酵母エキス、こんぶ、カラメル色素
【 Pole Star 二段仕込みソース 】
福岡市博多区の「ニューヨーク住吉店」で、見た目につられ購入。
家でよく見てみると、『 中濃 』。 想夫恋焼のソース向いているかどうかは未知数。
1本368円でした。
【 キッコーマン デリシャスソース ウスター 】
サニー美野島店で購入。
原材料がシンプルだったことと、ボトルの雰囲気が気に入ったこと。
@158円。
<原材料/成分>
野菜・果実(トマト、玉ねぎ、リンゴ、その他)、醸造酢、砂糖、食塩、香辛料、酵母エキス
【 大分の味 うまくち醤油 】
この醤油は、美味しいです。大分市のユワキヤ醤油(株)の醤油。
九州で根強い人気のあるアミノ酸液を用いた<混合醤油製法タイプ>の醤油です。美味しくて効きがよいです。
<混合醤油製法タイプ>に対する好みはありますが、先ず、香りが高い。
そして、とげとげしさがなく、まろやかで、甘みがあります。馬刺しなどにもぴったり。
ちなみに、この醤油と生ワサビで食べるステーキは、とても美味しいです。
九州ラーメンのスープの材料にもこのタイプがよく使われているのが、選んだポイント。
福岡県内では、ほとんど売られておらず、楽天で購入、送料込み700円。
<原材料>
脱脂加工大豆、小麦,食塩、アミノ酸液、ぶどう糖果糖液糖、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料(ステビア,甘草)、アルコール
【 チョーコー醤油あまくち 】
創業 昭和16年、長崎市の醤油メーカー。
醤油・味噌・その他これらを基にした調味料を販売。
醤油は九州で好まれる甘みの強いものを生産販売しています。
実際に使ってみると、「あまくち」と言うほど、甘くはありませんで、料理全般に使える「やや甘口」の感じ。
原材料 :脱脂加工大豆(遺伝子組換えでない)、小麦、食塩、
砂糖、アルコール、調味料(アミノ酸等)、甘味料
(ステビア、甘草)
【 キンコー醤油 心から あまくち 1L 】
創業 明治20年、甘口醤油、田舎味噌、鹿児島産の黒豚を原料にした豚みそなどを製造・販売する鹿児島市のメーカー。
この醤油は、キンコー醤油の製品の中で、売れ筋No1の醤油。
なるほど、No1と言うだけあって、甘くまろやか。「大分の味 うまくち醤油」と同水準の美味しさです。
原材料 :脱脂加工大豆、小麦、食塩、アミノ酸液、果糖ぶどう
糖液糖、アルコール、調味料(アミノ酸)、カラメル
色素、甘味料(ステビア、カンゾウ)、ビタミンB1
【 冨士正醤油 博多伝承 】
福岡県糟屋郡志免町の冨士正醤油の甘口醤油。
原材料が、少ないのがイイですね。
500ml 458円。
原材料 :大豆、小麦、食塩、みりん、砂糖、アルコール、甘味料(ステビ
ア)、ビタミンB1
【 フンドーキン あまくて美味しい醤油 】
大分ならばフンドーキン、そして甘口、これっと思って買ってみましたが、
かつおエキスが含まれています。ちょっと違うかも…。
720ml 398円。
原材料:しょうゆ、たんぱく加水分解物、砂糖、糖みつ、食塩、水あめ、
みりん、かつおエキス、こんぶエキス、調味料(アミノ酸等)、
アルコール、カラメル色素、甘味料(ステビア、甘草)
【 佐吉のタレ あまくち醤油 】
商品紹介は、
- 「本醸造 あまくち醤油」は、南九州の醤油の特徴であるコクがあってまろやかな甘口醤油ですが、フワッとまろやかでクセのない味わいに仕上がってます。 -
この宮崎県日南市「 佐吉のたれ 」、ネット上の高い評判につられて楽天で購入。1本599円、送料500円。
想夫恋ソース向きかどうか別にして、かなり甘く、刺身や肉だとややしつこい感じです。
<原材料>
脱脂加工大豆(遺伝子組み換えではない)、小麦。食塩、果糖ぶどう糖液糖、アルコール、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、ステビア)、カラメル色素、ビタミンB1
【 ナカマル醤油 甘露 あまくち 360ml 】
ー商品紹介ー
濃厚で深い味わいのあまくち醤油! おさしみ、お寿司、焼き肉に最適!
北野エースで購入、@598円
<原材料>
脱脂加工大豆、小麦、食塩、砂糖、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア、甘草)、保存料、ビタミンB1
【 味覇(ウェイパー)】
言わずと知れた「味覇」です。コクを出すの使います。
海産物を使っていないラーメン系のスープを想定して選びました。
油脂成分がやや多めです。
<原材料>
食塩、肉エキス(ポーク、チキン)、野菜エキス、動植物油脂、砂糖、乳糖、小麦粉、香辛料、調味料(アミノ酸等)
【 ユウキ食品 無添加ガラスープ 】
岩塩を使用し、チキンエキスをベースに野菜、香辛料をくブレンド。
顆粒なので、直接、ソースに溶かし込んで使えます。
味覇と比べると、サラリとしたソースになります。
<原材料>
食塩、乳糖、チキンエキス、砂糖、酵母エキス、ポークエキス、野菜エキス、香辛料、加工でん粉
【 味龍 チューブ 】
チューブ入りで、ソースに溶かすのに使いやすいタイプだろうと思って購入。
ですが、油脂成分が多く、ウェイパーよりもっと溶けにくいのです。
これは、ソース用としては使えない代物でした。
<原材料>
ショートニング(なたね油、パーム油)、食塩、チキンブイヨンパウダー(チキンエキス、酵母エキス、チキンパウダー、玉ねぎ、にんにく、その他)、食用油脂(なたね油、鶏脂)、酵母エキス、砂糖、ポークエキスパウダー、粉末醤油、香辛料、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、香料、酸化防止剤(V.E、ローズマリー抽出物)、甘味料(スクラロース)、(その他小麦、ゼラチン由来原材料を含む)
【 北海道からの恵み 大高酵素ピュアマイン 】
ソースの甘さを出すのに使います。
植物性発酵甘味エキスというところに惹かれて購入。
商品紹介では、
野菜を中心とする50種類の植物原料からつくられた植物性発酵甘味エキスです。甘味と深みをプラスする、植物と発酵のコラボレーション。
使用用法は、
お料理の自然な甘みを引き出す甘味エキスとして適量ご使用ください。手造りのお漬物を漬ける際にも適量使われますと、良質な発酵が速やかに行われ、おいしいお漬物ができます。 また、水分類や野菜・果実ジュースやカクテルなどで割ってお飲みいただくと、おいしいお飲み物ができますし、シロップの代用として、ヨーグルトや紅茶などに混ぜて召し上がっていただくこともできます。
とても高級そうなボトル。なめてみると、なるほどハチミツやシロップのような甘さですが、べとつかず深みのある甘さで、これは使えます。
275ml 1,880円、楽天で購入。
【 ミックスフルーツチャツネ 】
普段は、カレーなどの隠し味に使っています。
りんご、パパイヤ、マンゴー、レーズンをミックスしたチャツネ。
想夫恋ソースの爽やかな甘さを出すのに向いています。
【 オリエンタル マース チャツネ 500g 】
カレーはもちろん、肉料理、魚料理、野菜料理、スープなどの調味料に使えるすぐれもの。
昔は、スーパーで買えたのですが今は置いていません。
@609円、Amazonで購入。
<原材料/成分>
マンゴー、リンゴペースト、砂糖、リンゴ酢
【 ギャバン フルーツチャツネ 450g 】
サラッとしていて、色が濃く、焼きそばソースに混ぜて使いやすいのです。
Amazonで購入、@551円。
<原材料/成分>
果実(マンゴ、パパイヤ、パイナップル、その他)、砂糖、醸造酢、食塩、香辛料
【 赤 酒 】
プロ御用達の料理酒の『 赤酒 』。
豊富な旨味と上品な甘みが、味に深みを与えます。
プロの料理人に教えてもらって、あら炊き、煮物など使っているもの。
べとつかず、ほのかな甘さのある料理酒。肉の下味に使うと、驚くほど柔らかくなります。
【 ノリタケ ボーンチャイナ 10.5mm 】
ソースのブレンド用です。
本物の想夫恋ソースと自分がブレンドしたソースの、色・濃度・味を比べるのに使いますので、真っ白な皿でなくてはいけません。
利き酒の時に使う、蛇の目ぐい飲みみたいものです。
【 ボルミオリ・ロッコ ボトル 】
どちらも、ドレッシングボトルです。
ブレンドしたソースをねかせ、保存するのに使っています。
サイズ: 92×41×高さ206mm
重 量: 370g
材 質: 本体/ガラス、金具部/ブリキの亜鉛メッキ、栓/合成ゴム
生産国: イタリア
サイズ: 55×55×高さ206mm
重 量: 280g
現在は、ウスターソースと醤油などの割合を変えながらブレンド、
① 少量のウェイパースープor鶏がらスープを加え、植物性発酵甘味エキスとフルーツチャツ
ネで甘味をプラス。さらに、赤酒、砂糖などで調整。
② 醤油をベースにシンプルにブレンド。サラッとした仕上がりのソース。
( ブレンド例 ① )
◇ あまくちの醤油 100ml
◇ ウスターソース 70ml
◇ 植物性発酵甘味エキス 10ml
◇ 赤酒 10ml
◇ 顆粒ガラスープ 小さじ1
◇ フルーツチャツネ 小さじ2~3
( ブレンド例 ② )
◇ マルキゴールドソース 60ml
◇ 佐吉のたれ あまくち醤油 90ml
◇ アミノ酸液 ミネドリン 20ml
ソースや醤油の種類によって割合をいくぶん変えますが、概ねこんな感じでブレンドしています。
ややソースのとがった感じはしますが、想夫恋セットに付属のソースにとてもよく似ています。
熟成が進むと、まろやかで、よい味のソースになると思います。
このソース(ベースダレ)30ml~40mlを水で薄め、50mlを1人前の量として使っています。
ポイントは、アミノ酸液が使われている九州の甘い醤油のように思います。