(株)想夫恋は、大分県の日田を中心に、福岡、久留米、佐賀などに、フランチャイジーと直営店を合わせ、40店舗を展開しています。
このうち私が訪れたのは、福岡を中心に20数店程。
想夫恋店めぐりのようなことは考えていませんので、出かけた折りに、行き先や道筋近くの店を探して食しています。
<「日田焼きそば 想夫恋 - 店舗展開の足跡 -」はこちら>
想夫恋は、一期一会の一品料理です。
焼き手の力量差が出やすいのは勿論のこと、同じ焼き手でも、出来不出来があります。
また、強い焼き、一体感重視など、焼き手の目指すものも現われます。
そんなことなので、私の好みで並べました。
想夫恋を食べたことがない方ならば、「Aa1」以上のお店がお勧めです。
個性の違いはありますが、想夫恋らしい焼きそばを食べることができます。
<福岡県>
大野城店、住吉店、飯塚店(旧、新)、小倉エキナカ店、福岡インター店、
甘木店、春日店、小郡店、古賀インター店、宇美店、桧原店、折尾店、
東合川バイパス店、JRフレスタ久留米店、久留米東町店、筑後赤坂店、
田主丸店 上大利店 渡辺通店
<大分県>
新本店、大山店、玖珠店、花月店 、別府春木店 三本松店
<佐賀県>
兵庫店
<「想夫恋のブログ」はこちら>
<「日田焼きそば想夫恋の写真集」はこちら>
【ランキング】 2022/08/9 時点
美味しさのランキングではありません。人それぞれに好みがあります。
私の『 好きさ加減 』で並べたものです。あしからずご了承ください 。
評 価 | 店 名 |
Aaa++ |
飯塚店(旧) |
Aaa+ |
住吉店 生の松原店 福岡インター店 上大利店 (前) |
Aaa |
新本店 甘木店(旧) 田川伊加利店 |
Aa1 |
小倉エキナカ店 小郡店 別府春木店 折尾店 春日店 筑後赤坂店 桧原店 |
Aa2 |
渡辺通店 上大利店 (現) 三本松店 久留米東町店 玖珠店 JRフレスタ久留米店 友田店 大山店 |
Aa3 |
宇美店 田主丸店 甘木店(新) |
A |
大野城店 古賀インター店 飯塚店(新) 鳥栖元町店 |
B |
東合川バイパス店 |
評価外 |
兵庫店 |
-平成26年3月31日閉店。以下は、それまでの記述です。-
数ある想夫恋店の中で、人気・実力ともに間違いなくNo1のお店です。
この店の魅力は、なんと言っても大将。
大将曰く、「想夫恋は、気持ちで焼くもの。」
その五体から放たれるのは、川筋男の心意気。
そして料理人としての気概ともてなしの心。
まさに想夫恋の中の鉄人です。The King of Kings.
焼き手は、大将ともう一人。二人が揃ってヘラを握り、ダイナミックに麺とモヤシが舞う様子は、なかなかの見せ場です。
焼きそばの価格設定は、並730円 、大盛り940円。想夫恋の中でもかなり安い方です。
店内は清潔で、隅々まで気配りがなされています。
近ければ、毎日でも通いたいお店です。
<24.12.31「想夫恋 飯塚店で迎える千秋楽」はこちら>
<24.10.06 You Tube動画「- 想夫恋飯塚店 鉄人が焼くダブル半」はこちら>
<24.08.10 You Tube動画「 想夫恋 “ Wの火劇 ” はこちら>
<「想夫恋のブログ」はこちら>
開店は2000年(平成12年)。
この店の特徴は、何といっても強めの焼きと焦がし。
そして、具材のうま味を芯まで吸った麺は、芳ばしくてドライだ。
燃え立つようなその姿は、無双の逸品。
まさに想夫恋焼き本流の味。
その味を2代目がしっかりと受け継いでいる。
その腕前は、想夫恋屈指だ。
いつも店内に漂う温かい空気 …
マイケル一押しの店。
<「想夫恋福岡インター店のブログ」はこちら>
愚生のホーム、贔屓のお店です。
焼きそばの価格設定は、並780円 、大盛り990円。 新本店などの標準的な値段より、安く設定されています。
何とも美しい焼きそばの姿形。
麺、肉、もやし、ネギが一体となって織りなすメロディは、まさに至福の弦楽四重奏。
ダブルの量を全く感じさせないほど箸がすすみます。
食べ終った皿には、油も焼汁も残らない完璧な「焼き」。
そして、若大将(店長のことです)、帽子をとると中々の男前。面長、色白、鼻筋が通って、目が大きい。
気持ちも爽やかで、仕事に一所懸命。想夫恋の若きエースです。
今津湾に面して弓状に広がる美しい浜辺。
正面には能古の島、そして広がる穏やかな内海の風景。
そんな生の松原海水浴場に近接するお店です。
駐車場も広く、大きなお店ですね。店内は、ゆったりとしたスペース、とても明るく清潔。
観葉植物が飾ってあったり、センスの良いBGMが流れていたり、細やかな気配りを感じます。
価格設定は、並840円、大盛り1,050円。想夫恋の標準的な価格です。
ご主人の焼きのフォームは、大きめでゆったりと落ち着いた感じ。麺とモヤシがたおやかに舞います。ヘラと鉄板の奏でる音も落ち着いています。
焼きそばの姿、色合いは何とも美しく、焼かれて立ち上がる麺が空間を保ち、ふんわりとしていて香ばしい。麺、肉、ネギ、もやしの一体感も十分です。油っぽさが全くなく、全体に優しく上品な印象。 美味しいです。
焼きそばの水準、スタッフの皆さんの接客、店内の雰囲気、トータルに見て、最高レベルのお店だと思います。
<「 ハズレなし。 いつも美味しい 想夫恋生の松原店のダブル」>
カウンターと3つのテーブル席のこぢんまりしたお店、明るく清潔です。
焼きそばのお値段は、並840円、大盛り1,050円で、想夫恋の標準的な価格設定。
焼きそばは、いい香りと焼きの色。べったりした感じが全くありません。
麺は、全体がカラッとパリッと焼け、そしてふんわりとした仕上がり。
ソースは抑え気味の柔らかい味付け、全体に旨みが行き渡り、最後まで食べ飽きない味。
美味しいです。
とてもレベルの高い想夫恋焼です。
<「想夫恋甘木店のブログ」はこちら>
道の駅「大山恵の里」の近く、九重の帰りに寄るお店。
昭和47年開店の、想夫恋のチェーン展開の第1号店。歴史があります。
メニューに、堂々ダブルがあります。
焼きそばの価格設定は、想夫恋各店の中で相当に安い方ではないでしょうか。
並735円 、大盛り945円。おお、 5円の端数。いいですね~、この気持ち。
そしてダブルは、1,155円。新しく出来た店舗の「大盛り」の値段が1,100円であることを考えると、よく頑張っていらっしゃいます。
新本店、想夫恋焼の総本山、味の基軸がここにあります。
言わば『 想夫恋トラの穴 』。
想夫恋焼を考えるうえで、時おりは、食べておかなければいけないお店です。
スタッフの皆さん、若いですね。20代が中心でしょう。彼らがやがては、この店を巣立ち、想夫恋を支えていくのでしょう。
鋳物皿に乗せられた大盛は、良い姿。立ち上る湯気。バランスの良い、安定感のある美味しさですね。この食べ飽きない味。これも想夫恋の真髄です。
そして、中華料理、点心などメニューの豊富さは、さすがに本店。
派手さはありませんが、とても温かで家庭的な感じのお店。
ご夫婦なのでしょうか、お二人で切り盛りされているようです。
この店にダブルはありませんが、大盛りはなかなかの姿です。
麺は十分カリッと焼け、全体にふんわりとドライに仕上がっています。
地元の常連さんが多いようです。
<「想夫恋春日店のブログ」はこちら>
2012年5月に新装開店したばかりのお店。
焼きそばの価格設定は、新本店と比べてやや高めの並880円 、大盛り1,100円。
本店や飯塚店のものよりややスリムに感じられる鉄皿に盛られた ” 大盛 ” は、ダブルと見まがうほどの堂々たる姿。
鉄皿の使用により完食までパリッと熱々。
とても美味しい。
気持ちの入った想夫恋焼き、レベルは高いです。
小倉駅北口 エキナカひまわりプラザ2Fにあります。
商業ビル内の想夫恋店は珍しいです。
24.10.13に、小倉ひまわり通り店から『小倉エキナカ店』としてリニューアルオープン。
焼きそばの価格設定は、標準的。並840円 、大盛り1,050円。 ダブルは、ありません。
若い男性3人、女性2人のスタッフ。
焼きそばは、ふんわり、からっと焼けています。
<「- 新装開店 焼きそばの想夫恋 小倉エキナカ店へ -」はこちら>
アットホームなお店。
お店は綺麗で、店内も立派です。
肉をたっぷり使っているように感じました。
2012年の2月にオープンしたばかりの新しいお店。
店舗の造作、お値段ともに、なかなか立派です。
制服姿のスタッフは4人で、うち女性が3人。
若い女性スタッフが特性のヘラを握る、わりと珍しいお店。
焼きそばの価格設定は、新本店と比べてやや高めの並880円 、大盛り1,100円。
このお店も、古賀インター店と同様に、ややスリムな鉄皿を使用。焼きは申し分なくパリッとした仕上がり。
焼きのフォームは、やや大人しめ。ヘラが肩の高さまで上がるくらいにダイナミックになれば、水分が飛んでドライさが増し、また、全体の一体感も一層増すのではないでしょうか。
<「想夫恋別府春木店のブログ」はこちら>
2012年9月9日にオープンしたばかりの新しいお店です。
4人用のテーブルが4つ、2人用のテーブルが4、カウンターは8~10人位でしょうか。スペースをうまく使ったお店のしつらえ。
焼そばの値段は、並840円、大盛り1,050円、本店と同じ標準的な価格設定です。
焼きの所作、フォーム、中々いいですね。焼きそばができ上がると、皆さん声をそろえて「お待たせしました~!!」と。気持ちがいいです。
盛られた皿は、やや角のある楕円の磁器皿。甘木店・福岡インター店と同じ形の様にも見えますが、縁取りの線と赤い想夫恋の文字のない白い皿です。
焼きそばの出来は、焼き加減、食感、色取り、想夫恋らしく焼き上がっています。なかなかの水準、美味しいですね。さらに修練を積みながら、美味しい想夫恋をふるまって下さい。
今後の益々のご発展をお祈りします。ごちそうさまでした。
この店の開店は1983年。
お店の構えや、店内の雰囲気に30年の歴史を感じます。
看板は、「焼きそば」ではなくて「焼そば」、それに、「ぎょうざ」の文字。
カウンターは10席ほど、小上がりのテーブルは3つで、こぢんまりとしたお店です。
ややラードが多めに感じましたが、焼き、焦しはいいですね。
想夫恋らしい焼き上がりです。なかなか美味しい想夫恋焼。
アットホームなお店です。
平成26年2月10日オープン。
県道31号福岡筑紫野線の道沿いリョーユ-パン本社のほぼ向かい。
4人掛けテーブルが6つ、2人掛け2つ、カウンターは7席。そこそこの大きさの店です。
焼きそばの価格は、並880円、大盛1,100円。
別府春木店、古賀インター店と並んで最高値です。
昭和38年から平成4年までの29年間、想夫恋発展の拠点だったお店。
刻まれた歴史を感じさせてくれます。
店内は、小さめのテーブル席が二つ、畳席は4つ、カウンター席は、10名くらいでしょうか。価格設定は、並800円、大盛り1,000円。新本店より、やや安めの設定です。
メニューの『 想夫恋焼 』の標記、三本松店の由緒正しさを物語ります。
焼きそばは、姿が美しく、力強い感じ。全体にしっかりと焼かれていて、バランスから言えば、やや、麺の焼きが強く出ている感じ。唇の周りがピリピリするくらい、かなりコショウが効いています。パンチの効いた想夫恋といった印象。
ふと、この大人ぽい味が、創業者 角 安親氏の味に近いのでは…と思ったり…
ご夫婦で切り盛りされているのでしょうか?焼きそばが上がる間、新聞や雑誌を持ってきてもらったり、焼きそばを出す前に、皿を拭き整えたりと、随所に細やかな気配りを感じます。
とても、感じの良いお店です。
そして、想夫恋焼の模倣品「日田やきそば」の店が、三本松店にべったりとへばり付くように建っています。
<「想夫恋 三本松店のブログ」はこちら>
昭和47年、想夫恋の第1号店大山店が開店。
そして同年、相次いで、第2号店となる久留米東町店、甘木店、あけぼの店が開店しました。
時あたかも、第1次 田中角栄内閣、世は「日本列島改造論」に沸いていた時代です。
カウンター14~15席だけの小さなお店です。
昭和の風情が漂い、想夫恋の長い歴史を感じることができるお店です。
その味は、
パンチのある想夫恋焼です。先ず、ソース、そして、コショウも効いています。味の傾向は、お店の雰囲気と同様、何となく三本松店と似ています。
飯塚店、住吉店、生の松原店とは、明らかに、味の傾向が異なります。
イオン大野城ショッピングセンターのすぐ近く。 歴史がありますね。
このお店の価格設定は、並780円、大盛り1,000円。想夫恋の中では、やや安めのお値段。ダブルはありません。
焼きそばは、ややウェットな傾向。ラーメンもあります。
<24/9/24「- 久しぶりの想夫恋大野城店 やはり真髄は焼きです -」はこちら>
<24/12/9「- 想夫恋ファストフード化? 大野城店の焼きそば -」はこちら >
この店のオープンは、平成23年。想夫恋店の中でも、新しい方のお店です。
あまり大きなお店ではありませんが、スペースを上手く使ったレイアウト。
カウンター8人、4人テーブル×3、2人×4です。
スタッフは、男 1、女1の2名。価格設定は、本店と同じ、並840円、大盛1,050円。
特徴的なのは、枝豆、からあげ、焼き豚など酒のあてがあること。JRの駅中のお店らしいです。
<「 想夫恋JRフレスタ久留米店で 大盛」はこちら>
なかなか個性的なお店のしつらえです。
濃紺に写っていますが、黒だと思います。入り口、窓の日よけにも「SOUFUREN]の装飾、2階の窓には、アメリカの国旗、店内にも小物が飾ってあり、テーブルも濃い色使い。いい意味での、「異端」。 かなり、こだわりをお持ちのご主人のようです。
焼きそばの価格設定は、新本店と比べてやや安めの並780円 、大盛り1,000円。
焼き、味付けは、やや控えめでしょうか。 メニューの「餃子はにおいません。」、面白いですね。
ご主人はとても気さくで、かつまた、想夫恋に対するご自身の哲学をお持ちとお見受けしました。接客の方は、今ひとつです。
<「想夫恋宇美店のブログ」はこちら>
昭和58年開店、中々歴史のあるお店です。
焼きそばの値段は、並840円、大盛997円。
この大盛997円は、少し珍しい感じ。
焼きそばは、やや味が薄く汁っぽい感じです。
<「弛緩と言わずして… 想夫恋田主丸店」はこちら>
焼きそばの価格設定は、並840円、大盛り1,050円、想夫恋の標準的な値段です。
味の方は、特製ソースの味がかなり効いています。もやしがやや浅く、ややモッサリとした食感。
肉、もやし、ネギの旨みよりソースとコショウが勝っていて、これは所謂、”ふつーの美味しいソース焼きそば ”の味に近いのではないでしょうか。
お店の皆さん方は、親切で感じのいいお店です。
奥行のある、比較的大きなお店です。
小上がりのテーブル席が4つ、椅子席が3つ。カウンターは14~15人というところでしょうか。
焼きそばの値段は、並700円、大盛り900円。私が訪れた想夫恋店の最安値です。
遺憾ながら、私は、この店の焼きそばは「想夫恋焼」ではないと思っています。
べちゃべちゃと焼汁を垂らす麺とモヤシ。カリッと焼けた麺は全くないし、モッチリとした部分もない。麺が水分を吸ってボソボソ。
想夫恋の評価を下げているとしか言いようがありません。
<「- 深すぎる失望 想夫恋東合川店の焼きそば -」はこちら>
<「想夫恋のブログ」はこちら>