明日4日から、今季最も強く大規模な寒気が日本に襲来し、寒さはしばらく続くとか。
用心しなければ …
ところで、寒くなってくると、レッドウイングのブーツの紐が結びにくくなる。
紐をオリジナルから革紐に変えているので、寒くなると硬くなるためだ。
紐 … 変えてみるかな …
ならば、ついでに手入れするか、随分汚れてるし …
で、『 靴手入具袋 』を取り出して …
この『 靴手入具袋 』、かつて職場で一緒に働いていた自衛官OBのK氏からもらったものだ。
K氏の革靴は、常にピカピカだった。
とりわけ、現場用の半長靴は、顔が映るほど磨き上げられていた。
聞いたところによれば、磨きすぎて革に穴が空いたとか …
同じく、同僚のF氏もかなりのものだったし、M氏のブーツに対するこだわりも相当なものだったな …
それにしても、K氏は普通の自衛官ではなく幹部自衛官、それも ” 将官 ” だったお方だ。
幹部学校で叩き込まれた習慣の一つなのか、それとも、極めて真面目な性格と几帳面な生活態度によるもなのかなどと思った。
そのK氏に感化され、私も半長靴を磨くようになって …
※ ※
袋から道具を取り出し、
① ステインリムーバーで汚れ落とし
② シュークリームで保湿
③ ブートブラック ハイシャインベースで下地づくり
④ 最後に、ブートブラックハイシャインコートを塗って磨き
ブーツを磨いていると、様々なことが浮かんで …
務台俊介衆議院議員は、2016年9月、内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官として、岩手県岩泉町(台風10号の被災地)へ被害調査に訪れた際、被災現場の水たまりを随行した政府職員におんぶされて渡ったと謝罪した。
務台氏は記者団に対し、「不適切な対応で大いに反省している。(長靴を)持参しなかったことも反省している。襟を正して頑張りたい」と述べている。
しかしその後、開催された政治資金パーティーで、「『長靴事件』があったものですから、その後政府の方で、各省で政府が持つ長靴がえらい整備されたと聞いている。たぶん、長靴業界はこれでだいぶもうかったのではないか。」と発言。
憤りを禁じ得なかった。
それは、愚かな発言に対してではない。
務台氏が元総務省(旧自治省)の職員であり、 2001年には、消防庁防災課長、安全保障会議事務局参事官などを歴任したキャリ官僚だったからだ。
消防庁防災課長といえば、我が国の防災行政の中枢、発災時、国の災害対応を担う実務者の中でも一番の要職である。
当然、現場に即した ” いでたち ” を知らぬはずはない。
内閣府支給の防災服を着用して被災地に行くなら、普通の革靴などあり得ない。
少なくとも長靴。
現場によっては、瓦礫もあって、釘を踏み抜くことだって考えられる。
災害対応の経験者なら、鋭利な物から足裏を守る鉄止板の入った半長靴(編み上げ)を必ず持参する。
要するに、心構えの問題だ。
元消防庁防災課長が、被災地のくるぶし程度の水たまりに、あろうことか内閣府職員に ” おんぶ ” されて通るなど前代未聞、不心得も甚だしい。
現場で応急・復旧作業に当たっていた自治体・防災関係機関の職員たちは、おそらくはあっけにとられ、かつ情けない思いをしたに違いない …
そうしたことも影響したのか、務台氏は、昨年10月の衆議院議員総選挙で敗れ、比例復活もならず落選 …
そんな話はともかく、このブーツ、もう少しで購入から20年。
ビブラムのソールもさほど傷んでないし、綻びもない。まだまだ履けそうだ。
今回の作業は、そこそこに済ませたので『 ハイシャイン(鏡面仕上げ)』とはならなかったが、かなり男前になった。
最後に、形を整えるブーツホルダーを入れて終了。
暖かくなったら、また、キッチリ磨いてみよう。
<「 REDWING ラインマンブーツ 2933 - ハイシャインへの挑戦 VOL.2 - 」はこちら>
<「最後のブーツ - ゴアテックス & ビブラム ダナー ストライカー8 サイドジップ-」はこちら>
<「- ダナー ストライカー ハイシャインへの挑戦 vol. 1 -」はこちら>
<「 ー ミリタリー・自衛隊 ー 」はこちら>
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