ラカンカ(羅漢果)は、中国南部の広西チュワン族自治区が原産のウリ科の多年生つる植物で、果実は強い甘味を持ち、コクのある独特の風味に特長がある。
様々な薬効をもつ実であることから、仏教の聖人賢者である羅漢のようだということで名付けられたとも、また、まん丸の実が剃髪した羅漢の頭に見えるからとも言われる。
中国では、経験的に喉や肺を潤し、鎮咳作用があることが知られており、日本でも、のど飴に抽出物を添加しているものがある。
鎮咳、去痰、呼吸器系疾患の改善のほか、一般的にいわれている効能をあげてみると、
抗炎症作用、解熱作用、利尿作用、胃炎、便秘、下痢などの胃腸障害の改善、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の改善、動脈硬化、心臓病、脳梗塞の改善、近視、老眼、白内障などの眼病の予防治療、喘息、アトピー、鼻炎、花粉症などのアレルギー体質の改善、シミ、シワなどの皮膚の老化防止、新陳代謝の促進、ダイエット効果、生理痛の軽減、婦人病の改善 …
いったい、どんだけ効能があるんでしょうかね …
それはともかく、
堅い実を割って、外皮と実を茶壺に投入。
甘いですね … が、嫌みはなし。
緑茶、紅茶、白茶、烏龍茶 … どれとも違う。
ラカンカはラカンカです。
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