少し前、福岡で暮らす中国人の友人が久しぶりに帰国するというので、お茶と茶器を頼んだ。
待つこと一ヶ月余り、帰国した友人から品物を受け取った。
天津市の茶葉店「 天福茗茶 」で買ったお茶だそうだ。
「 天福茗茶 」といえば、中国各地に支店900以上を展開し、中国最大規模を誇る屈指の茶葉店だ。
じっくり3時間ほどかけて、試飲しながら茶葉を選んだそうだ。
タイトルにはおみやげと書いてはいるが、ちゃんと代金は払った。
これから先、こうした機会もそう多くはないだろうし、ほとんどが長期保存ができるものなので、少しばかり奮発した。
時間が経つと忘れてしまうので、備忘録として残す。
パッケージ | 茶種等 |
購入価格 (円) |
総量 (g) |
円 /g |
赤箱 | プーアール熟茶 | 60,000 | 688 |
87 |
青缶(大) | 白牡丹 白茶 | 30,000 | 120 | 250 |
青缶(小) | 白牡丹 白茶 | 12,000 | 24 | 500 |
青黒缶(小) | 白牡丹 白茶 | 2,500 | 24 | 104 |
紺缶 | 紅茶、烏龍茶 | 10,000 | 80 | 125 |
黄箱 | ジャスミン茶 | 10,000 | 120 | 83 |
焦茶缶 | プーアールジャスミンブレンド | 4,000 | 135 | 30 |
餅茶 | プーアール熟茶 | ー | ー | ー |
購入金額だけ見ると、赤箱のプーアール茶が一番高いが、1g当たりの単価で見るとそうではない。
一番高いのは、小さな青缶の白牡丹白茶だ。
24gで12,000円で、1gの単価は500円。
日本で売られているヨーロッパブランドの紅茶、例えば、マリアージュフレージュだと、100g缶で5,000~6,000円。1g単価で50~60円だ。
1g500円ならば、日本の高級玉露に匹敵する。
それでも、中国では特別に高級なお茶ではないという。
都市に住む市民は、普段飲みに買っているという。
※ ※ ※
政治的にどうのとか、経済の先行きはどうだとか、日本のメディアは、ことさら中国の負の一面ばかりを取り上げる
が、しみじみ思う。中国は、総じて見れば、とても豊かだ。
お茶に限らす、食も多様で豊富。
出前はドローン、自動運転のバスが市民を運んでいる。
日本人は、メディア報道に惑わされることなく中国の実相を知り、認識を改めなければならない時にきている。
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