古代史に関する書籍を少し整理した。
写真は、その内の2冊だ。
著者は、榊原英夫氏と河村哲夫氏。
お二人とも、ある意味 ” 先輩 " と言える方々だ。
榊原氏は元糸島市立伊都国歴史博物館長で、他にも古代史に関する著書がある。
河村氏は、在職中から、中世、古代に関する数多くの書籍を出版され、現在も歴史家としてご活躍中である。
ー 景行天皇と巡る西海道歴史紀行 わが国の起源を求めて九州を歩こう ー
著者:榊原英夫 発売日:2007/1/1 ページ数:400頁
≪ 概 要 ≫
もう一つの古代国家「筑紫王権」の真実に迫る景行天皇は、なぜ筑前地域に足を踏み入れなかったのか。大和王朝の創始者・崇神天皇の出自、神功皇后の外交方針が導いた結末、筑紫君磐井が蜂起した本当の理由。景行西征を辿る中で見えてきた謎を起点に、古代日本の黎明期を総覧する。
ー 神功皇后の謎を解く 伝承地探訪録 ー
著者:河村哲夫 発売日:2013/12/5 ページ数:384頁
≪ 概 要 ≫
神功皇后は実在した――。記紀ほかの史料はもちろん、各地の伝承や地名の由来を渉猟し、神功皇后が歩いたとされる道を実際に歩くことで見えてきたものとは。伝説の中の真実を掘り起こした渾身の古代史。
※ ※ ※
両著とも、発売後すぐに買ったものだが、付き合いで買ったわけじゃない。
こういうものは、やはりご縁というものです。
福岡県内、九州の各地に残る伝承は、身近な地も数多く登場し、とても面白く読むことができる。
とはいえ、購入してからかなりの年月が過ぎても、未だに完読できていない。
どちらも力作、秀作、特に河村氏の『 神功皇后の謎を解く 』は2段組の大著だ。
浅学な私にとっては、中学生が、大学生用のテキストを読むような感じだ。
ましてや、見解を述べるなんてとんでもございません。
ただただ、勉強になります。
あらためて、落ち着いて読んでみよう。
<「 ー 西海道 古代史の迷路 ー」はこちら>
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