スーパーで、少し太めの青ネギ(葉ネギ)を買った。
想夫恋風の焼きそばを作ろうと思っても、近所のスーパーに並べられているネギは、白ネギ(根深)か細い博多万能ネギばかり。想夫恋風の焼きそばには使えない。
しかし、今日は珍しく、地場産野菜のコーナーに青ネギが置かれていたのだ。
ところで、以前、日田焼きそばの作り方を書いた日田人と称する人のブログを読んだことがある。
食材の記述の中に ” ネギは飾りなので、無くてもいい ” と。
日田人だからと言って、想夫恋焼きに精通しているわけではない。
この御仁、青ネギの香りと味を知らないのだろう。
固い白ネギではない、万能ネギでもない。
青ネギは必須、青ネギのない想夫恋なんて考えられない。
拍子木切りにした豚肉(豚バラ、ヒレ、ロース等)、根の付いた細モヤシ、青ネギ、そして特製ソースとが渾然一体となった焼汁が、しっかり焼かれた麺に染み入るところに想夫恋焼きの真骨頂がある。
想夫恋の焼きそばを作り出した創業者の角 安親 氏が選び出した食材には、すべてに理由があって、無駄なものなど一つもない。
ついでながら、想夫恋の食材に、青ネギではなくニラと書いているブログを見たこともある。
ニラとネギの区別もできないのか … かなり驚いた。
しかし、考えてみると無理もない。
スーパーで見かけるネギは、白ネギか万能ネギばかり。
太い青ネギなんて、見たこともなければ、食べたこともない。
万能ネギよりサイズの大きな葉物野菜で、知っているのはニラだけだったのだろう。
そんな人も少なくないに違いない。
スーパーでは、日持ちがして売れるものしか扱わない。
食の貧困 … そして、味覚の貧困 …
日本人は、少なからず、貧しい時代を迎えている … などなど思いながら …
で今日の食材は、
<食 材>
・ 麺 : 冷凍チャンポン麺 150g
・ ソース : 自作ブレンド 50㎖(30㎖を50㎖に希釈)
・ 豚肉 : 豚肩ロース 拍子木切り 70g
・ モヤシ : 黒まめ細もやし 150g
・ 青ネギ : 適量
・ ラード : 適量
・ ホワイトペッパー: 適量
スーパーで買っていたチャンポン麺なので、まぁこんなもんでしょ。
それなりの出来だが、それにしても何か足りない。
ああっ !! 豚肉を入れるのを忘れ …
今回は、これまでの作り方とは異なり、豚肉を別焼きにした。
麺をしっかり焼こうとすると、肉が固くなりがちだ。
で今日初めて、麺とは別に肉を焼いてみたのだった。
時には、こんなこともある …
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