これまで、家で蒸し料理を作るのに、色んな道具を使ってきた。
こしらえる蒸し料理や盛り付けなどによって、使うものは異なる。
蒸し料理は、鍋一つ、フライパン一つって訳にはいかないものが多い。
できるだけ簡単にとは思うが …
意外と面倒だったり、器具が大きかったり …
思い出されるのが「 タジン鍋 」。
一応、買ってはみたものの、数回使って廃棄。
大きくて、置く場所に困った。
そして、重かった。
それから『 アイクック・ルシエⅡ 』。
通販の宣伝文句に、まんまと乗せられて …
使えるけど、出番は少ない。
蒸すにはいいが、皿に移し替えるのは面倒。
そのままだと、ちょっと大きい …
<「 アイ・クック鍋 ルシエ2 ~ テレビ通販、そのセールステクニック抗しがたく~ 」はこちら>
色々使ってみたが、結局、一番出番が多いのが中華セイロ。
どこにでもある安価なもの。
とは言え、今更何だがいい道具だ。
蒸した料理を、セイロのまま食卓に置ける。
使い込んでくると、味も出てくる。
セイロにピッタリ合うサイズの鍋を持っていなかったので、中華鍋でお湯を沸かし、その上に乗っけて蒸していた。
これも、結構めんどうだった。
30cmの片手中華鍋は重いし、セイロの焦げも気なった。
それを劇的に改善してくれたのが、中華セイロ用の『 ステンレス 蒸し板 』だった。
フライパンに乗せてお湯を沸かし、沸騰したら中華セイロを乗せるだけ。
普段使いの28cmフライパンは軽い。
ステンレスの蒸し板は、そのフライパンにジャストフィット。
そして、もう一つ。蒸し器専用の使い捨てシートだ。
竹製の中華セイロは、底に汚れや色が着きやすい。
蒸しシャブなどでは、付いた肉が落ちにくい。
穴の開いたシートを敷けば、洗うのがとても楽。
・ 中華セイロ (21cm)
・ 蒸し板 (28cm)
・ 専用シート (円形21cm対応 φ18cm)
※ フライパンは、サーモスフライパン28cm(ガス火専用)を使用.
この三つの組み合わせは、すこぶる案配がいい。
中華セイロの ” 三銃士 ” 、はたまた “ 三羽烏 ” ” 三種の神器 ” ? …
ただ、蒸す鍋のサイズとセイロのサイズ、蒸し板のサイズの選択には注意が必要だ。
野菜の上に豚肉、豆腐、えのき …
ふと思い出されるのは、 アクロス福岡地下2FのMKレストランの「 セイロ蒸しやぶランチ 」。かつて福岡市天神1丁目に職場があった頃よく食べた。
寒い時期、蒸し料理はいい。
簡単でヘルシー、酒のアテにもなる。
※ ※ ※
そんな使い勝手のよい中華セイロ、一段では足りない。
で、もう一段追加した。
この手のものは、買った時の処理が大切だ。
そのまま使ってはいけません。
ぬか漬けと同じで、先ずは「 捨て蒸し 」。
くず野菜を入れて蒸すことで、材料のアクや妙な匂いのようなものを取り除く。
白菜の切りくずを入れて、20分ほど蒸した。
これで、準備万端。
<「 ー 愛用のキッチン諸道具 2 ー 」はこちら>
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