ティーウォーマー私見 / 中国茶を愉しむ道具

 

 

紅茶を飲むのに、これまで幾つかティーウォーマーを買った。

 

最初は陶器製のもの。(上写真左)

ノリタケのティーポットと合わせるため白いものを選んだ。

ハリオのティオールとの相性はいまひとつ。

 

次は金属製。(上写真中)

大きかったし、私には合わない道具で、ほどなく廃棄。

 

その次はガラス製。(上写真右)

一番小ぶりで軽い。

難点はステンレス製のポット受け。薄くて安定感に欠ける。

 

<サイズ>

  ・陶  器  内径:13.5cm 外径:14.8cm 高さ:7cm 

  ・金  属  内径:14.5cm 外径:15.5cm 高さ:5cm

  ・ガラス   内径:12cm    外径:12.5cm 高さ:6cm

 

 

どうこう言うつもりはない。ティーポット、サーバーとの相性の問題だ。 

つまるところ、道具は使う人間次第だ。 

 

 

先だって、中国茶を再開。

 

中国茶で使う茶壺(急須)や茶海(ピッチャー)は、上述の陶器製、ガラス製のウォーマーともに相性はあまりよくない。

 

やっぱりね、中国茶には中国茶に向いた道具か …

で先頃、このティーウォーマーを買った。 

 

これまでのものと、風姿も思想も全く異なるが、最も安定感がある。

 

ポットの底が丸くても、平たくても不安を感じない。

 

それに、ロウソクに火を着けるのに、口の長いライターを使わなくてもいいし、手入れもしやすい。

 

安価なものだが、細部まで作り込まれていて、道具としての面白さは段違いだ。

日本のものづくりが置いて行かれるのも無理はない。

 

 

 

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