本日のお茶は、ストックしていた中国茶の白茶『 白牡丹 』。
箱には、「 Compressed Small Circular-Shaped White Tea 」。
直訳すると「 圧縮された小さな円形の白茶 」。
そして「2018.05.18」の日付、これは製造年月日。
5年以上経過しているけど飲める? きっと大丈夫だ。
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一般に中国茶の賞味期限は2年程度とされており、2年を越えると、よい茶でも風味が落ちてしまう。
しかし、白茶の場合は異なり、プーアール茶と同様に保存期間が長くなればなるほどその味とコクは深みを増す。
白茶は微発酵茶に属し、保存期間が長くなればなるほどその栄養価も高くなり、『 1年茶、3年薬、7年宝 』と言われたりする。
5年~6年ほど時間が経ったものは「老白茶」と呼ばるが、10年~20年ものともなれば大変貴重なものとして珍重されている。
白茶は、体内の余分な熱を取る作用があると言われ、夏向きのお茶の印象が強いが、そればかりではない。
白牡丹には、抗酸化作用の強いカテキンやビタミンCが豊富に含まれていて、風邪の予防に有効だと言われている。
ぐっと冷え込んできて、風邪をひきやすい時節柄。
白牡丹はぴったりだ。
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ところで今日の『 白牡丹 』、実に面白い。
内装の袋を開けると、クッキーのような直径4cmほどの丸いお茶が出てくる。
これが、一丁前に『 餅茶 』。
一般的な餅茶の10分の1ほどなのに、そのまんまミニ。そして、固い。
そのまま茶壺に入れて飲む方もおられるようだが、崩して飲みたい性分。
しかしとても小さい、茶刀を使うのは憚られる。ケガしそうだ。
手で崩すしかないが、かなり力がいる。非力な人には難儀だろう。
何とか崩して5g。
ほのかに甘味があって、スッキリした味わい。
クセがなく、とても飲みやすい。
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