秋らしくなったからか、あったかい豚まんが食べたくなった。
作れないこともないが、思いのほか手間がかかる。
幸い、博多駅のマイングには「太平閣」の店がある。
コンビニのものとは一味違う。
で今宵は、豚まんで一杯。
※ ※ ※
ところで、「豚まん」と「肉まん」。
一説によれば、全国の8割ほどが「肉まん」、関西では「豚まん」と呼ぶとのこと。
私は「豚まん」派だった。
1960年年代の映画『 南太平洋の若大将 』や『 レッツゴー若大将 』などで、若大将(加山雄三)のおやつと言えば肉まん。おばあちゃん(飯田蝶子)がおなかをすかせて帰ってきた若大将のおやつにと山盛りの肉まんを用意してくれているシーンがある。
これらの映画を見た時思った。
” 肉まん … ? ”
私の育った田舎では、「豚まん」だった。
80年代以降、コンビニの広がりとともに「肉まん」が主流を占めていった気がするが …
かく言う私も、いつのまにか「肉まん」と言うように …
それはそれとして、太平閣の豚まん。
皮は幾分甘めだが餡は好みだ。
酒のあてになる。
豚まんと合わせるなら黒酢、そして一寸つけた紹興酒がいい。
<「 ★ 中国人直伝 本場の肉まん 第 2 弾 ★ 」はこちら>
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