塩ジャケ、ハンバーグ、焼き肉 …
少しおかずを口に入れ、続いてご飯を口に運ぶ。
噛むにつれ、ご飯のでんぷんが麦芽糖に変わり、えもいわれぬ味わいとなる。
ご飯は、日本が世界に誇る主食だ。
これまで、炊飯専用の『 文化鍋 』や土鍋などを買ってご飯を炊いてきた。
粒が立ち、ふっくらとして、甘みがあるご飯 … 美味しい …
最近買ったstaubで、何度かご飯を炊いた。
中々いい。
文化鍋や土鍋に負けてない。
手がかからず炊きやすい。そして、冷めてもうまい。
と言うか、少し時間が経った方が美味しいかも …
これは少し手をかければ、もっと美味しく食べられるのでは …
と、久しぶりにおひつを取り出した。
このおひつ、10年前に買ったものだ。
※ ※ ※
木製おひつには、2つの形がある。
桶よりも大きな蓋をかぶせる「 江戸びつ 」 。
そしてもう一方は、蓋が桶にかぶらない、乗せるのタイプの「 のせ蓋 」。
関西で多く使われている。
機能的に大きな違いはない。どっちが使いやすいと感じるか、もしくは好み。
で、蓋を取るときの所作を思い浮かべると、江戸びつならば両手で蓋を取らなければならない。
ん~、何となく男っぽくない。
おひつの蓋は、片手で握って取るものでしょ …
ってことで選んだ「 のせ蓋 」の杉のおひつ。
ほのかに杉の香りがして、よりご飯を美味しくしてくれる。
ところが、買った頃からべらぼうに仕事が忙しくなって、出番が少ない道具。
今日は、久々の出動。
※ ※ ※
ピカピカに炊き上がった。
おかずは、鯛ゴマ、辛子明太と漬物のみ。
大げさなものはいらない。
あらためて、ご飯は美味しい。
<「 おひつを買って、ご飯を食べる !! - ごはんのこと vol. 3 ー 1.0 L 白杉 おひつ (のせ蓋) 5.0合 国産木製 - 」はこちら>
<「 ごはんのこと vol. 2 - うまいご飯を炊く - 」はこちら>
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