ダブルキャスト、それともツインタワー … 想夫恋福岡インター店でダブル / 令和4年11月13日

 

 

10時54分、店の前の駐車場に到着すると、既に『営業中』の札、先代がのれんを上げている。いつ訪れても大体そうだ

 

思うに、開店時間の11時を待ちきれないファンが時間前に訪れるので、そうした客のために時間前からスタンバイしているのではないだろうか。

 

そんな思いというか、心がけが感じられるお店です。

 

 

二代目が焼きに入って少し後、一人また一人と入店。

大盛、大盛、大盛のオーダー。で、先代の出番。

 

想夫恋焼の焼き手が、一度に焼ける量には限りがある。

一度にたくさんの量を作ろうとすると、焼き・焦がし、ほぐしや合わせが甘くなったり、火が通り過ぎてベタついたりする。

 

焼き手が二人の店は、オーダーの状況を見ながら、二枚の鉄板で上手くさばいていく。

 

がしかし、直営店はともかく、フランチャイズの多くは焼き手が一人だ。

鉄板が二枚でもいわゆる「ワンオペ」、さばくのは大変だ。

 

 

      ※      ※      ※

 

 

 

私の知る想夫恋店で、焼き手が二人の店と言えば、先ず旧飯塚店。伝説の鉄人大将とチーフだ。そして、大野城店、福岡インター店、宇美店も、親子二代がヘラを握る。

 

福岡インター店は、20年の春から、二代目が鉄板の前に立つようになった。

ビシッとした焼き・焦がしの熟練技の先代が師匠、今や二代目も頼もしい焼き手となった。

 

ちなみに、ダブルキャストとは、演劇などで、一つの役に二人の俳優がつき、交代で演じること言う。

 

また、ツインタワーとは、バスケットボールで、優秀な長身センターがチームに2人いることを言う。例えば、湘北の赤城と翔陽の花形の二人がいるようなチームだ。

 

 

いずれにしろ、想夫恋のフランチャイズ店の中で、福岡インター店のように手練れの焼き手が二人いる店は、きっと多くはないだろう。

 

そんなことはともかく、今日もいい出来でした。

二代目、先代、女将さん、ごちそうさまでした。

 

 

 

 

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