今度のキャンプ用に、キッチンでストックしている食料品を確認した。
缶詰、パウチ、ドライフーズ …
キャンプ場の近くスーパーで食料は調達するものの、常温保存の食品は何かと使い勝手がいい。
棚の中には『 ノザキのコンビーフ 枕缶 』が …
ノザキのコンビーフ枕缶か …
1948年、商社・野崎産業の食品部門(現・川商フーズ)は、国産コンビーフの瓶詰めを日本で初めて開始した。
1950年、国産初のコンビーフ缶詰の発売を開始。
以降、鍵状の専用道具で缶の側面をクルクルと巻き取るように開封する台形型のパッケージは、“ 枕缶” と呼ばれて親しまれた。
2020年1月、川商フーズは、この “ 枕缶” の販売を終了すると発表。
およそ70年の歴史に幕を閉じたのだった。
学生時代の想い出のコンビーフ缶。
販売の終了を聞き、たくさん買って、少しずつ少しずつ食べてきた。
残り7缶か …
賞味期限は …
この7缶を食べてしまえば、もう一生 ” 枕缶 ” のコンビーフを食べることはできない。
何とも言えず、哀惜の念を覚える。
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