時々、無性にジンギスカンが食べたくなる。
ジンギスカンと言えば、北海道を代表する郷土料理だが、福岡市内じゃ食べさせてくれる店は少ない。
ましてやこの2年、コロナ禍による外食の自粛。
しょうがないので、家でこしらえる。
博多阪急地下の肉屋ではチルドの生肉が売られてはいるが、思いついてすぐに食べるなら、冷凍のラム「 ロール肉 」をストックしおくと便利だ。
ラム肉さえあれば、キャベツやモヤシ、ピーマンなどはどのスーパーでも手に入る。
タレも、こだわらなければエバラで十分美味しい。
※ ※ ※ ※
で、今宵はベランダでジンギスカン、南部鉄のジンギスカン鍋を取り出す。
ジンギスカンなら、鋳鉄鋳物に限る。
ご存じのとおり、中央部が凸型になっている形状で、一般に「ジンギスカン鍋」と呼ばれるが、ジンギスカン自体は、いわゆる鍋料理ではなく焼き肉料理だ。
鋳物の鍋は、保温性が高く冷めにくい。そして、加熱ムラが少ない。
南部鉄器にしろロッジのスキレットにしろ、重くて手入れが必要だが、表面加工が施されたアルミ製のものとは美味さの水準が異なる。
20年以上使っている鍋だが、鋳物はキチンと手入れしていれば劣化しないし、使い込むと味わいも出てくる。
< 食 材 >
・ラム ロール肉 ・エバラ 黄金の味
・キャベツ、もやし、ピーマン、しいたけ、ズッキーニ
・ ラム肉は、あらかじめタレに漬け込む。
・ 熱した鍋に油を引き、鍋のふちに野菜を乗せ、中央で肉を焼く。
・ 肉汁が野菜に染み込んでいい味になる。
ちなみに、箸はステンレスがおすすめだ。
ビールはコロナ。
コロナ禍で、とんだとばっちりを受けたビールだ。
ささやかな応援です。
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