去年の3月、コールマンが『 シングルガスストーブ120A 』を発売した。
「 Coleman 」と言えば、70年代の終わり頃から90年代、一世を風靡したアウトドアブランドだ。
しかしその後、スノーピークなどの国産ブランドに押され、売場の片隅に追いやられていた。
ところが、降って湧いたようなキャンプブーム。
加えて、コロナ禍によるレジャースタイルの変化により、思いがけず復活を遂げたブランドだ。
さてこのガスストーブ、人気の赤ランタン、オールドコールマン200Aの人気にあやかろうってのかな… 道具としては面白いけど …
価格は、税込み11,800円 … シングルなのにこの値段か …
いくらキャンプブームと言ったって、OD缶(アウトドア缶)は万人向きじゃない。
コンビニでも買えるCB缶(カセットボンベ缶)仕様の器具の方が便利だ。
ちなみに、CB缶を使うイワタニの『 タフマルJr. 』、『 風まる2 』の価格帯は、5千円~6千円台。
そうしたこともあってか、秋になった頃、5千円ほど値が下がり、7千円台になった。
オートキャンプ用のガス器具に不自由はない。
道具部屋の棚に、オートキャンプで使うツーバーナ4台が鎮座している。
◆ Coleman ツーバーナー 413H シルバーカラー リミテッド 2003年限定
おまけに、
◆ イワタニ カセットフー エコジュニア もある。
何と言っても、オールラウンドに使える『 イワタニ 炉ばた大将炙屋 』が健在だ。
これ以上器具を増やしても先ず出番はない。
<「『 串焼上手 』でヤマメを焼こうと … ~ 山道具の棚卸し 連々話 vol. 95 ~」はこちら>
<「『 串焼上手 』を『イワタニ 炉ばた大将炙屋』に装着 ~ 山道具の棚卸し 連々話 vol. 97 ~」はこちら>
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とはいえ、OD缶仕様のシングルガスストーブは持っちゃいない …
ハードケース付きでこの値段ならまぁ … ポイントも貯まってるし …
また悪い癖が …
で、買ってはみたものの、案の定、道具部屋に。
当分、キャンプの予定はない。
眠らせていてもしょうがない。
で今日は、ベランダに持ち出し、ビアレッティのモカエキスプレスでエスプレッソを淹れてみた。
ホワイトガソリンを使うコールマンのスピードスターⅡより扱いやすい。
イワタニ カセットフー エコジュニアと比べるとどうなのかな …
並べてみると、大きいな。
外使いのガス器具にしては、風に弱い。
OD缶にしろCB缶しろ、オートキャンプ用のガスコンロは背が低い方が使いやすい。
この道具、コンセプトがイマイチよく判らないが …
とにかく、しばらく色々試してみよう。
<「 山とキャンプの道具たちvol. 2 」はこちら>
<「山とキャンプのページ」はこちら>
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