開店を待っていた客たちが、次々と入店する。
そして、一気のオーダー。
焼手の力量にもよるが、一人の焼手だけで焼ける量には限度がある。
福岡インター店は、二代目と初代が、2枚の鉄板の前に立つ。
この店の強みだ。
思えば、かつての飯塚店も2人だった。
伝説の想夫恋の鉄人大将とチーフの2人が鉄板の前に立った。
バスケットで、赤木剛憲と花形透のようなセンター2人が、いつもゴール下にいるようなものだった。
直営店はともかく、焼手が2人のフランチャイズ店はそう多くはないだろう。
私が知っているのは、福岡インター店、大野城店、宇美店の3店。
親子二代が焼手の店だ。
そんなフランチャイズ店の中で、この福岡インター店は、成功事例の最たる店だと思う。
先ず、焼手としての技量の高さ。
メンターである初代が、メンティーである息子に、その優れた技術を実地で伝授するOJTだ。『 父子鷹 』を思い起こす。
そして、柔らかく温かな女将さんがフロアを取り仕切る。
店内の雰囲気は、明るく、暖かく、活気に満ちている。
※ ※ ※ ※
そうした空気感は、きっと味にも影響するのだろう。
本日のダブル、もうもう立ちのぼる湯気、熱く、シッカリと焼けた麺。
空気を含んで、ふんわりとした秀麗な姿。
そして、まろやかな旨味が行きわたっている。
格別の出来、美味しかった。
今日もごちそうさまでした。
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