朝、目を覚ますと、無性にとんこつラーメンが食べたくなった。
「 うまかっちゃん 」はあるけど、作るのは面倒だ。
こんな朝っぱらから開いてるラーメン店なんて …
いや、ある。『 博多ラーメン はかたや 』は24時間営業だ。
『 博多ラーメン はかたや 』 … 懐かしいな …
昔、博多中州で飲んでいた頃。
〆は、南新地入り口の味噌ラーメン「まりも」。
その「まりも」が閉店してからは、たまに『 博多ラーメン はかたや 川端店 』に行った。
驚くのはその値段。200円代だった。
今でも、ラーメン一杯290円。
ギョウザは、4コ160円。煮卵は120円。
味は、いたってシンプル。サッパリとしている。
昨今流行の泡系ラーメンより、今の私には食べやすい。
ギョーザは、一口サイズ。これも普通にいい。
二人で食べたとしても、せいぜい800円台。
想夫恋の並一皿よりも安い。
福岡市東区箱崎に本社を置く昭和食品工業。
麺類などの食を創造・提供する会社だ。
設立から半世紀を超え、現在、福岡県などで5つの自社ブランドの31店舗を展開している。
・ 博多ラーメン はかたや(8店舗)
・ 釜揚げうどん 小麦冶(12店舗)
・ うどん 黒田藩(5店舗)
・ 博多ラーメン 膳(5店舗)
・ 生粉蕎麦 玄(1店舗)
これら5つ。 福岡県民は、しばしば目にするブランドだ。
『 博多ラーメン はかたや 』もその一つ。
売上高は、全体で15億8,100万円(2020年10期実績)。
ちなみに、(株)想夫恋は、45億円(2017年3月期実績)。
売上高では、想夫恋の3分の1ほどだが、経営理念やその発信力で注目を集める。
その特徴は、自社製造の麺料理がワンコイン(500円)前後の廉価で販売され、大衆的なうどん、ラーメン店として親しまれている。
シンプルで、具材もごく普通の食材を使用。けれど飽きのこない優しい味と言うのが大方の評価だ。
ふと、想夫恋焼 並1,050円のことを思った。
種類の異なる食べ物を比較しても意味はないが、たまに食べた外食チェーンのランチを挙げてみると、
・ 資さんうどん 肉ごぼう天うどん
・ ウエスト 肉ごぼう天うどん 720円
・ リンガーハット 長崎チャンポン 650円
・ 筑豊ラーメン山小屋 昭和ラーメン 820円
・ とんかつ濱かつ ランチ 890円
・ CoCo壱番屋 ビーフカレー 614円
(株)想夫恋の経営理念は … ?
外食企業としてのブランドの立ち位置はどこなのか。
この先、どこへ向かうのか …
池田勇人蔵相の「 貧乏人は麦を食え 」であってほしくないが …
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