久々に、盟友のT氏と九重へ。九重の峰々は雪景色。
凍結した道路に緊張しながらハンドルを握り、牧ノ戸峠に到着。
天候は曇り。気温はマイナス8℃。
軽アイゼンを付け、先ずは久住避難小屋を目指した。
避難小屋に到着する頃には、青空が見え始めた。
カップヌードルと陸自缶詰パンで腹ごしらえ。
それから、コーヒーを飲んで小休止。
うん ? いかんな … ちょっと便意 …
小屋のトイレに行くと、とんでもない状態で、とてもとても用は足せない。
” 久住山のピークまで行くのは無理かも … ”
しょうがない、ここは危険予知。あきらめて下山。
帰路、牧ノ戸峠レストハウスまで4㎞ほどでお腹の痛み、我慢我慢。
そして、2㎞辺りでまた痛み。
雉撃ちか … 冗談じゃない。この雪の中。
大きく深呼吸、スーハースーハー。おお、何とか収まった。
しかし、レストハウスまで残り200メートルほどのところで3度目の痛み。
今度ばかりビッグウェ~~ブ !!! もう目と鼻の先なのに …
奥歯を噛みしめひたすら我慢、冷や汗ダラダラ。
見かねたT氏がザックを持ってくれ、急げと。
慎重に慎重に、何があっても決して気(?)を緩めないよう。
かつ、できるだけ早足で …
死ぬ思いでレストハウスに到着。
あわやのところで、何とか事なきを得た。
個室で天井を見上げ、” 嗚呼… 天は我を見捨てざる !! ”
併せて、T氏に衷心より感謝であります。
それにしても、山でこんな思いをするのは初めてこと。
そして、今回、ファーストエイドキットを持参しなかった自らの軽率さを改めて恥じた。
<「山とキャンプのページ」はこちら>
冷えたお腹と体を温泉で温めた。
部屋の窓から望む山なみが美しい。
とても民宿とは思えない料理。
昼間の出来事などどこへやら。
やっぱり湯上がりのビールと熱燗は最高だ。
一泊2食付き7,650円(消費税、入湯税込み、年中同額)。
信じられない。
コメントをお書きください