たくさんの卵をぶら下げたまま、メダカが水槽の中を泳ぎまわる。水槽の中に入れた産卵床には見向きもしない。
テーブルの上の小さな水槽。
嫌でも目がいっちゃう。気になる …
いっそ、メダカを網ですくって卵を採取しようか …
待て待て、受精しているのかどうかが解らない。
調べてみても、
a. オスが精子を出してから、メスが卵を産む
b. メスが卵を産み始めてから、オスが精子をかける
a.bのどちらも記述も見られる。どっちなんだろう …
そもそも、水槽が小さすぎて、母メダカだけをすくうことは至難の業だ。しょうがない。産卵床に産み付けるまで待つしかない。
まるで、メダカの産婆だな … メダカサンバか … などなど思いつつ …
数日経っても、メダカたちは一向に産卵床に卵を産み付けない。
そして、ぶら下がっていた卵はなくなっている。
卵はいったい何処にいったのだろう …
× ジェックス メダカ元気卵のお守り産卵床
× スドー メダカの棕櫚産卵床
× スドー メダカの浮く産卵藻
× オオサンショウモ
の四つの産卵床は全て撤去。
代わりに、メダカが卵を産み付けると言われているホテイアオイを入れ、濾過器をスポンジフィルターに替えた。
20cmのキューブ水槽にホテイアオイを入れると、見てくれが悪いし暗くなるけれど、
しばし我慢。
数日後、ホテイアオイの根に数個の卵が産み付けられている。
そうか… 『 日田 天領めだか 』はホテイアオイの方が好きなのか。
で、『 新・産卵飼育ネット S』を取り付けたコトブキ工芸のクリスタルキューブ150に、
卵をホテイアオイごと移動。
孵化するだろうか …
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