東京電力福島第1原子力発電所で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む水の処分方法について、政府は、海洋放出で処分する方針を固め、明日13日にも関係閣僚会議を開いて正式に決定する。
福島第1原発では、事故で溶け落ちた核燃料「デブリ」を冷やすための水や、原子炉建屋に流れ込む地下水などの汚染水が毎日100トン以上生じている。
それを多核種除去設備「ALPS(アルプス)」などで浄化した処理水は、これまでに125万トンが溜まっているという。
処理水には、アルプスでも取り除けない放射性物質のトリチウムが含まれているが、希釈して海に流せば、科学的には安全だと政府は言う。
国内外の原発でもトリチウム水を海に放出しており、国際的にも認められていると言う。
とは言え、海洋における放射性物質の生物濃縮をはじめ、地球規模での環境への影響を懸念する専門家もいるが …
放射性物質と海洋生物といえば、「ゴジラ」だろう。
ゴジラは、海棲爬虫類がビキニ環礁の原子爆弾研究で散布した放射能を浴びて変貌したという設定だ。そのゴジラシリーズの第7作に登場するのが「エビラ」だ。
南太平洋に浮かぶレッチ島の周辺海域に生息する海棲怪獣で、島にある秘密結社の核兵器工場から流された放射能廃液でエビが巨大化したという設定。
ぼんやりとした記憶では、ゴジラからハサミを引きちぎられ、海に逃げていったような …
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たまには、昔の着ぐるみ怪獣たちもいいかも …
レッドビーシュリンプやミナミヌマエビ達を眺めながら、そんなことを思った。
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