日田 天領めだか『 みゆき』を棲家に … / ささやかなアクアリウム vol. 12

< 青みゆき(幹之)メダカ >  
< 青みゆき(幹之)メダカ >  

 

木の花ガルテンももち浜店から、” メダカ入荷 ” の連絡があった。

 

ももち浜の店先には、三色や紅白など品種の異なるメダカが並べられているが、「みゆき」は人気品種で、いつも直ぐに売れてしまう。

 

で、お店のおじちゃんに頼んで取り寄せてもらった。 

光を当てると背中が光るメダカで、青や白の体色のものを「幹之(みゆき)」と呼ぶ。  

 

 ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※ 

 

幹之メダカが世に知られるようになったのは、2007年に行なわれた品評会。

菅 高志氏が “ 背中光強メダカ ” として出品したものが、現在の幹之の先祖。

 

その “ 背中光強メダカ ” を広島県廿日市の『めだかの館』が様々な品種と交配。

2008年、背中線上に輝青色の輝きを持つメダカが生まれ、菅氏のご息女の名前にちなんで品種名 “ 幹之 ” と名付けられたとのこと。

 

その後、多くの人たちによって品種改良が進められ、背中線上の輝青色が、背中線全体、頭部や吻端に達するものなど、数多くの亜種が登場している。

 

 

「めだかの館 めだかの品種一覧  (2001~2011)  ~ 楊貴妃、幹之の誕生~はこちら>

 

<プラチナミユキ>  
<プラチナミユキ>  

 

 

今日買ったみゆきメダカは、たぶん白みゆき。雄雌混合5匹で990円。

 

グッピーよりは安いが、ネオンテトラよりは高いかなあ …

 

ところで右の写真は『 プラチナミユキ 』とやらで、雄雌のペアだと5~6千円以上のメダカ … かなりの高級メダカです。

  

 

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

さて、メダカたちの棲家となる水槽は、直径18cm×25cmほどの円柱の保存用瓶。 

 

先週、カルキを抜いた水を張り、バクテリアを入れてエアレーションしていたもの。

アナカリスも植えている。

 

ゆっくりと2時間近くかけて水合わせし、新居入り。

水槽に入れたときは白い …

 

ところが、LEDの白色水槽ライトが当たると、青く光る。

スイッチを切り替えて、白・赤・緑の3色ライトに変えると、光を受けて、まるでネオンテトラのように輝く。これは美しい。

 

小さく、素早く泳ぐので、こうした変化を写真に収めるのは難しいが、思っていたより遙かに綺麗だ。このメダカは当たりです。まんざらでもありません。

 

無事に馴染んでくれるといいけど … 

 

 

「ささやかなアクアリウム」はこちら>