箱買いしたみかんが届いた。
大分県杵築市産『 南柑20号 』5㎏。
皮が剥きやすく、内側の皮(「じょうのう袋」)はとても薄い。
実は柔らかく溶けるようで、驚くほど甘い。
これまで食べたみかんの中で、最上級の美味しさだ。
今や、南柑20号は、温州みかん品種の中で、キングとも言われているそうだ。
12月5~7日、くじゅうやまなみキャンプ村でキャンプした際、食料を調達したのが「高原ショップ小野」。
その時に買ったみかんの美味しさが忘れられず、お店に電話した。
” これこれこんなことで、何とかみかんを送っていただけませんか ? ”
面倒なことなのに、極めて感じのいい応対で、みかんを送ってくれたのだった。
何でも、大分県杵築市のみかん生産者から、直接、「南柑20号」を仕入れているとのこと。
大分県産のみかんが、こんなに美味しいとは知らなかった。
農水省の統計※によれば、全国のみかんの生産量は、1位が和歌山、2位が愛媛、3位が静岡となってるが、4位は熊本県、5位長崎県、そして6位に佐賀県と、九州3県が続いている。
※ 温州みかんは農林水産省「果樹生産出荷統計」(平成26年産)
その他かんきつ類は農林水産省「特産果樹生産動態等調査」(平成25年産)
九州内では、熊本、長崎、佐賀の次は福岡県。
大分県のみかん生産量は、熊本県の1/6ほどだが、全国的に見れば、それなりの生産量だ。
当然のことながら、生産量と美味しさが比例するわけでもない。
なにはともあれ、こんな美味しいみかんを知り得たことは、とても慶賀なこと。
『 高原ショップ小野 』さんに心から感謝したい。
年明けの1月、飯田高原でまたキャンプできるかもしれない。
食料の調達とあわせ、あらためて謝意を伝えなければ。
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