今日は、ユニフレームの焚火台「ファイアグリル」のメンテナンス。
まぁ、メンテというほどでもなく、拭いて部品の交換。
ユニのファイアグリルを買ったのは2008年。
マイナーチェンジもなく発売当時のままで、今も人気の焚火台だ。
本体は、十年を過ぎても不具合も、経年劣化もなくバリバリの現役。
とはいえ、グリルの底に敷くロストルは大きく変形している。
ユニフレームのHPには、「使用上は問題ありません」と書かれてはいるが、ロストルは、炭の下に敷くことで通風を良くし、炭火を熾しやすく、火もよく燃えるようにするもの。
あまりに変形すると、風の通りが悪くなるんじゃ …
高額なものではないので、今日は、次回のキャンプに備えて、新しいものに交換。
焼き網も換えた。
一度使えば変色してしまうものだが、取り替えると気持ちがいい。
上の写真は、ダッチオーブンなどを吊るす「FGポットハンガー」を装着したもの。
耐荷重は約15㎏。10インチまでのダッチオーブンが吊り下げられる。
昔は、ダッチを使って、ローストチキンやパンなどをよくこしらえていた。
だんだん面倒になってダッチオーブンを使わなくなり、FGハンガーも道具部屋待機に。
久々にファイアグリル装着してみたが、ユニフレームの商品ってのは、どれも独創的で機能的なものが多い。
そのFGハンガーにぶら下げようと買っていたのがユニフレーム キャンプケトル 。
こうしたタイプのケトルは、ハンガーがなくても使えるものだが、ほかのアルミケトルで用が足りていて、一度も使わないままの道具部屋待機となっていた。
このケトル、7,900円で買ったもの。
ユニフレームのHPには、現在、8,800円(税込み)の定価が掲載されている。
ところが、最近の実売価格は、安いショップでも14,000円ほどで、多くのショップでは冗談じゃないのって値段で売られている。
ユニフレームのHP「ユニフレーム商品の供給不足に関するお知らせとお詫び」によれば、近頃のアウトドア・キャンプブームで生産が追いつかず、いくつかの商品が品薄になっているとのこと。
つい最近まで、定価1,500円で売られていた『ちびパン』もまた、倍以上の値段で売られている。
ユニフレームに限らず、スノピーやコールマンの人気商品にも、同じようなことが起きているのではないかと思う。
ここ2~3年、キャンプを始めたばかりの人たちが、アウトドアメーカーの人気商品を買いあさり、得意げにネットなどに投稿するのが急増しているのは知ってはいたが…
あらためて、コロナ禍と相まっての第3次キャンプブームの凄まじさを実感した。
それにしても、コロナ第三波の状況はかんばしくなく、先行きは暗いな。
年明け、キャンプに行けるといいのだが …
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