ー 博多に残る昭和の店は、コロナと戦っていた ー

 

かつての仲間たちが食事に誘ってくれた。

店は、はかた近代ビルの地下1階。

 

久しぶりに訪れた通称「きんちか」。

そこには、今もなお、昭和の風情が漂っていた。

 

「ひさご」か… 懐かしい。よく飲んだな…

 

それにしてもこのビルの名前は、「はかた近代ビル」。

べつのところに、「南近代ビル」ってのもある。

 

初めて訪れたときは、「近代」と言うネーミングに驚いた。

なんで、「近代」なんだろう … 

 

このビルの竣工は、1969年11月、築51年のビル。

第二次高度成長期前に建設されたビルで、粗悪な海砂や鉄筋などが使われていない頃なので、半世紀を経ても躯体はシッカリしている。

 

それにしても、コロナ禍のご時世、大丈夫かな…と思いつつ、会場の「糸島旬送和食 喜友」に入って驚いた。

 

消毒、検温、アクリル板を使った席の設え、料理、酒の出し方、どれもシッカリしてる。

大したもんです。店をあげて、懸命にコロナと戦っているのがよくわかる。

 

これなら安心して酒が飲める。

世話人は、さすがに行き届いている。

 

みんな、ありがとね。

またやりましょう。

 

 

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