かつて、福岡市で山の店と言えば、中央区の『ラリーグラス』。
山のことなら何でも教えてくれる、岳人の聖地とも言える店。
やがて、西中洲、太宰府に『キャンプ2』がオープン。
そして、キャンプ2は好日山荘となり、博多駅前にはIBS石井が …
さらに、スポーツデポ、スポーツオーソリティ … etc
文字どおり、栄枯盛衰、福岡市及び周辺には色んなスポーツ用品店が出店しては撤退する。
時は移り、空前のキャンプブームと言われはじめた昨年4月、アルペンアウトドアーズの旗艦店が春日市に開店した。売り場面積1,200坪、350ブランド、8万点以上を取り扱う超大型アウトドアショップだ。
コロナ禍のまっただ中の今年3月には、『 WILD1 ブランチ博多店 』が博多区千代に、同じ日、『 石井スポーツ・アートスポーツ博多店 』がヨドバシ博多の3Fにオープンした。
WILD1は、テンマクデザインのテントをはじめ、流行りの品揃え。
何といっても驚いたのは、ヨドバシ博多にオープンした石井スポーツ。
これまで、大型のスポーツ用品店の立地は、広い駐車場を持つ郊外。
しかし、石井スポーツ・アートスポーツ博多店は、都会のど真ん中。
かつ、かなり広い売り場面積。登山やキャンプのなどの必需品は、100%調達できる。
これは有り難い。キャンプや山歩きの直前に、右往左往しなくていい。
しかし、軽い気持ちで近づいちゃいけません。
山の道具に囲まれ、気分高揚。つい、何やかんや買ってしまう。
まさに、猫にマタタビ状態。
ところで、この空前のキャンプブームは続くのか ?
日本人は、すこぶる飽きっぽい。せいぜい3年がいいところ。5年は続かないと思う…
ソロキャンの流行、コロナ禍などキャンプの動機は様々。
とは言え、流行の動機には、『映え』に代表される『 人に見せ、見られること 』が多いと感じる。それはそれでかまわないが、これって長く続かない。結構、おカネかかるんです。
まぁいいか… 世間の流行なんて…
<「 ― 山とキャンプの道具たち ― 」はこちら>
コメントをお書きください