山登りの水筒は、時には、命にかかわる大切な道具だ。
グランテトラは、30年以上使い続けている水筒。
今日、山の店には、様々なタイプの水筒が並んでいる。
けれど、私の中では、グランテトラの水筒を超えるものは、未だない。
フランスの登山用品メーカー『グランテトラ』の水筒で、随分昔に生産中止になっている。
ヨーロッパ・オオライチョウがトレードマークのアルミ製の水筒。
ボトルはアルミ製だが、内部はホーローのコーティングが施され、金属臭がない。
堅牢で、キャップのゴムパッキンを替えれば、ずっと使える。
山歩きの休憩で、ザックのポケットから取り出す。
キャップを回すことなく、ワンアクションで水が飲める。
内口径24mmは、飲みやすく、水をこぼさない。
本体と一体となったキャップは、うっかり落としてしまうことはない。
ボトル本体の首丈部には、ザックなどに繋げるカラビナも付いている。
軽く、強く、使いやすい。
プラスチック製や広口型の水筒は、何か合わない。
グランテトラのような秀逸な水筒がなくなってしまったのは、いかにも淋しい。
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※写真右は、LAKEN フツーラ グラナイト 0.75L
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