ユニフレーム トレイルスクエアコッヘル 3  ~ 山道具の棚卸し 連々話 vol. 75 ~ 

 

昔、頻繁にくじゅうの山々を歩いていた頃のコッヘル。

 

一番好きなところは、四角い袋物ラーメンの麺を割らずに調理できること。

使い勝手の良さは、衆目の一致するところだ。

そして、大メス、小メスのようなバリもない高品質な製品。

 

2012年には廃版となり、後継のモデルは、『 山クッカー 角型 3 』の商品名。

当時、販売店スタッフの印象は、「同じ形状で、色が黒っぽくなった」ということだった。 

 

腑に落ちなかったのは、形状は全く変わらないのに、後継モデルの方が79gも重くなったことだ。

 

日帰り登山やツーリングキャンプなら、そう気にならないかもしれないが、テント泊の縦走ともなれば、79gの差はそこそこ大きなものだ。

 

その理由は、今もわからないまま。

 

トレイルスクエアコッヘル 3> 

 ・サイズ:収納時 14x14x8.0 cm

 ・重 量:370g

 

 ・材 質:鍋 / アルミニウム合金・アルマイト処理

     :フライパン / アルミニウム合金・フッ素加工

     :ハンドル / 18-8ステンレス

 

山クッカー 角型 3

 

 ・重 量:総重量:約449g

 ・材 質:鍋本体・フタ / アルミニウム・アルマイト加工

     :フライパン / アルミニウム・フッ素樹脂加工

     :ハンドル / ステンレス鋼

     :ツマミ / フェノール樹脂

  

 

トレイルスクエアコッヘル3の定価は4,600円。

10年以上前に買ったものだが、どの店で、いくらで買ったかは覚えていない。

それにしても、アルミのコッヘルに4千円以上払ったとは考えにくいが …

 

坊ガツルのテント泊でも使った。

フッ素樹脂コーティングのフライパンは、焼きものでも焦げ付かず使いやすかった。

 

とは言え、軽いチタンクッカーをメインに、チタンカップやウインドスクリーンをスタッキングした組み合わせの方が出番が多く、このコッヘルは道具部屋待機が続いている。

 

あんまり使わないのなら、あげてしまおうかとも思ったが、四角い鍋二つとフライパンがセットのコッヘルはユニフレームだけ。山の思い出もある。で、ずっと手放せないでいる。 

 

 

 

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