昔、頻繁にくじゅうの山々を歩いていた頃のコッヘル。
一番好きなところは、四角い袋物ラーメンの麺を割らずに調理できること。
使い勝手の良さは、衆目の一致するところだ。
そして、大メス、小メスのようなバリもない高品質な製品。
2012年には廃版となり、後継のモデルは、『 山クッカー 角型 3 』の商品名。
当時、販売店スタッフの印象は、「同じ形状で、色が黒っぽくなった」ということだった。
腑に落ちなかったのは、形状は全く変わらないのに、後継モデルの方が79gも重くなったことだ。
日帰り登山やツーリングキャンプなら、そう気にならないかもしれないが、テント泊の縦走ともなれば、79gの差はそこそこ大きなものだ。
その理由は、今もわからないまま。
・サイズ:収納時 14x14x8.0 cm
・重 量:370g
・材 質:鍋 / アルミニウム合金・アルマイト処理
:フライパン / アルミニウム合金・フッ素加工
:ハンドル / 18-8ステンレス
< 山クッカー 角型 3>
・重 量:総重量:約449g
・材 質:鍋本体・フタ / アルミニウム・アルマイト加工
:フライパン / アルミニウム・フッ素樹脂加工
:ハンドル / ステンレス鋼
:ツマミ / フェノール樹脂
トレイルスクエアコッヘル3の定価は4,600円。
10年以上前に買ったものだが、どの店で、いくらで買ったかは覚えていない。
それにしても、アルミのコッヘルに4千円以上払ったとは考えにくいが …
坊ガツルのテント泊でも使った。
フッ素樹脂コーティングのフライパンは、焼きものでも焦げ付かず使いやすかった。
とは言え、軽いチタンクッカーをメインに、チタンカップやウインドスクリーンをスタッキングした組み合わせの方が出番が多く、このコッヘルは道具部屋待機が続いている。
あんまり使わないのなら、あげてしまおうかとも思ったが、四角い鍋二つとフライパンがセットのコッヘルはユニフレームだけ。山の思い出もある。で、ずっと手放せないでいる。
<「 チタンマグとクッカーのスタッキングお気に入り巾着袋 ― 山道具の棚卸し 連々話 vol. 11 ― 」はこちら>
<「 ナンバーワンクッカー / イーピーアイガス ATS チタンクッカー TYPE-3M ー 山道具の棚卸し連々話 vol. 21 ー 」はこちら>
<「 ― 山とキャンプの道具たち ― 」はこちら>
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