キャンプのキッチンテーブル話 ~ 山道具の棚卸し 連々話 vol. 71 ~ 

 

 

 

モータリゼーションの進展とともに、'80〜'90年代、オートキャンプやスキーなど第1次のアウトドアブームが到来した。

  

その頃使っていたテントは、石井スポーツで買ったヨーレイカのテントだった。

当時、機能的なキッチンテーブルは売られておらず、折り畳みのアルミテーブルで飲み食いしていた。

 

その後、テントがスノーピーク、ogawaへと変わっても、コールマンのアルミロールテーブルをキッチンテーブルとして使っていた。 

 

 

<キャプテンスタッグ エスポワール マルチテーブル>
<キャプテンスタッグ エスポワール マルチテーブル>

 

 

初めて買ったキッチンテーブルは、キャプテンスタッグ エスポワール マルチテーブルだった。今でも使える安くていい道具だ。

 

そして、ユニフレームのキッチンスタンドを買ったものの、出番は多くはなかった。

 

同じ頃に買ったドッペルギャンガーのマルチキッチンテーブルとアルミテーブルの組み合わせで用が足りていたためだ。 

 

 

玉置浩二の「メロディ」の歌詞、 

 

♪  あの頃は何もなくて それだって楽しくやったよ …

 

みたいに、今とは随分違う設えだけど、楽しかった。

 

 

 

やがて、昨今の第三次キャンプブーム。

 

1年前の写真を見ると、流行のスタイルなんかどうでもいいと言いつつ、ついキャプテンスタッグのMOVEラックを買ったりして、いつの間にか道具が増えている。

 

 

その重量は、 

キャプテンスタッグ MOVEラック × 3.0Kg           =  6.0Kg

キャプテンスタッグ CSクラシックス FDパークテーブル   2.7Kg

キャプテンスタッグ フリーボード CSクラシックス    2.7Kg

 

 

総重量は、11.4Kg。おまけに、相当に嵩張る。

 

キャプテンスタッグ エスポワール マルチテーブルは6Kg、ユニフレームのキッチンスタンドは、

アクセサリーを加えても7.11Kg

 

なんか方向が違ってきている気がした。

 

クラシックヨットのキッチンやリビングは、狭くても機能的だ。

必要なものが、合理的に配置されている。

 

ティエラ5やランドロックをヨットに見立てれば、前室は、キッチンとリビングだ。

料理でも、くつろぎでも、ヨットのような無駄のない機能的な空間を目指す。

 

以前は、そう思っていたはずなのに …

 

あらためて何が必要か選別し、道具の量を減らす。

テントとキッチン・リビングのことを、もう一度、昔に立ち戻って考えてみよう。

 

 

 

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