職場の同僚がザクロをくれた。
自分の畑に植えているザクロが実を付け、熟して裂けるまで待っていたものだという。
昔は、果実を食べるためではなく、観賞用として庭などに植えていた家も珍しくはなかった。
子どもの頃には時々食べたサクロだが、今時、国産のザクロは希少で、まず買えない。
デパートなどで売られているのもはアメリカ産がほとんどで、これがまた高級品。
ザクロは、漢名が、安石榴(あんせきりゅう)、石榴(せきりゅう)といって、原産地はペルシャからインド西北部とされている。
約2000年前、ペルシャ北部の安石国(現イラン)からシルクロードを経由してアジアに伝わり、日本には、平安時代にはすでに中国から伝来していて、今日では、3世紀頃の伝来であると考えられているそうだ。
3世紀の日本ならば、弥生時代 …
シルクロードとザクロか …
なかなか興味深い、ロマンのある話だ。
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