数年前から、『発酵あんこ』という言葉を目にするようになった。
発酵あんことは、簡単に言えば、砂糖を使わずに小豆と麹だけで作る餡子のこと。
普通に作る餡子と比べると、糖質は30%、カロリーは10%以上オフ。
砂糖を使わないので、血糖値が上がらないことはもちろんのこと、他にも多くの効能があることから、近年、注目を集めるようになった食べ物だ。
餡子は好きだけど、血糖値も高くないし、ダイエットにも関心はなかったので、作ってみようとは思わなかった。
ところが、ウエイトアップのため、筋トレを再開してみると、この発酵あんこは放っておけない。
なにしろ、発酵食品。
プロテインやサプリメントのようなものよりは、遙かにからだにいい。
この際、一度、作ってみようかな…と。
で、書籍『 発酵あんこのおやつ 』のレシピのとおりに作ってみた。
まあ、簡単に失敗なく発酵あんこなるものができた。
確かに砂糖を使わないにもかかわらず、優しい甘さのあんこ。
ただ、市販のあんことは、風味は大きく異なる。
考えて見れば、砂糖を使った甘いあんこが作られるようになったのは、
江戸時代以降で、それ以前のあんことは、こうしたものだったのかもしれない。
このあんこを100g食べれば、1回の食事で摂取したいたんぱく質20gを摂ることができるという。プロテインを飲むよりは、ずっと効能は多い。
また、作ってみよう。
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