秋の味覚 『 あけび 』 / 山菜を食べる vol. 27

 

木の花ガルテンで、あけびを見つけた。

 

スーパーなどでは、まずお目にかかれない。

 

 

子どもの頃、秋になると、中学生・小学生5~6人で、山にあけびを採りに行った。

 

ぶら下がっているあけびを見つける役割の子。

木登りが上手な子は、高いところに生っているあけびをちぎり落とす。小さい子は、それを下で受けとる。

 

数袋のナップサック一が一杯になるほどの収穫だったこともある。

 

山を下り、家の近くの空き地に戻ると、年長者が皆に平等にあけびを分配する。

そんなことの中で、集団での役割やルールを覚えたものだ。

 

今日買ったあけびは、そうした野生のあけびより少し大きくてキズがない。

おそらく、農家の栽培ものだろう。それにしてもこのあけび、3個で129円は買い得。

 

それに近年は、栽培農家も減っているとか … 希少なもの。

あけびを見たら買うべしと、同僚が言っていた。で、3袋買った。

 

ところで、私の田舎では、野生の大きなあけびを『 馬あけび 』と呼んでいた。

何故と尋ねると、見た目が、ちょうど馬のキ○タマに似ているからと教えられた。

ホントかどうかは知りません。

 

 

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