想夫恋福岡インター店の開店は、平成12年。今年でちょうど20年か …
ってーことは、もしかして、契約更新に合わせて代替わりしたということかな …
鉄板の前に立つ2代目のルーキー。
豚肉を鉄板のくぼみに乗せ、麺を茹で、焼きに入る。
麺を裏返した辺りから、焼き手が初代に交代する。
役割を分担しながら、師匠である父が、適宜、アドバイスする。
ルーキーとはいえ、想夫恋本部での研修を終え、一通りのことは出来るに違いない。
さりとて、想夫恋焼は一期一会、一発勝負の一品料理だ。
同じ麺料理のラーメンより、調理ははるかに難しい。
本部から送られてくる麺やモヤシなどの食材は、全く同じではないし、日々変化する。
その状態を見ながら、時に、ラード、タレやコショウを調整し、焼き上げ、ほぐし、合わせる。
かつまた、福岡インター店は、なかなかの人気店。
開店を待ちかねたかの様に、多くの常連が押し寄せる店だ。
並、大盛、ダブル、そして、定食。
2枚の鉄板で、注文の状況を見ながら、うまく焼き分けなければならない。
本部の研修では学べない細々としたテクニック・ノウハウが、父から子へと伝授されるのだろう。
今日の出来も、言うことなし。
ビシッと焼けて、締まった味、そして、ワイルド感には、想夫恋創成期の風情が漂う。
熱く焼け、もうもうと立ちのぼる湯気で、写真がうまく撮れない。
ごちそうさまでした。
いつか、2代目が私のダブルを焼く日。期待して待ちましょう。
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