” フライパン、男なら鉄です ”。
なんて書いておきながら、少し前に、妙なフライパンを買った。
材質は、アルミ合金とステンレスだ。
3つに仕切られていて、同時に3つの調理ができるフライパン。
たとえば、目玉焼きを同時に2個。
長方形の仕切りの方はソーセージとか。
随分前から知ってはいたが、フライパンの類いは、業務用、南部鉄、ロッジなど、昔ながらの重厚長大な道具が好きなので、買うことは考えなかった。
ところが、ここんところのコロナ騒ぎ。
毎日の弁当に家メシ、とりわけ、朝は、朝食に弁当作りと忙しい。
あれこれフライパンを使うと、洗うのも面倒だ。
時短ができて、なるべく一つで済ませられるようなフライパンはどうかな …?
で買ったのが、この「とりぷるぱん」。
ー アルミ本体とステンレス底板の間にわずかな空気層がある特許構造の「特殊構造アルプレッサ」で、 熱が柔らかく伝わりふっくらと焼き上げる ー こんなうたい文句。
フライパンにしては小振りなサイズ。重さ870gは、安定感を感じる。
握った感じ、底板や雰囲気は、道具好き、金属加工品好きも満足する設えだ。
金属加工の一大産地、燕市のキッチン用品の総合メーカーが作った日本製。
サイズ : 幅21 × 奥行39.3(取手含む) × 高5.2cm
プレート: 210 × 210mm (丸:φ90mm、長角:192×90mm)
本 体 : アルミニウム合金(底の厚さ3mm)、はり底:ステンレス板(厚さ
0.7mm)、ハンドル:フェノール樹脂
重 量 : 870g
生産国 : 日本
ところで、このフライパンには、フタが付いていない。
このフライパンに限らず、目玉焼きの場合、フタをしない方が色味はいいが、白身が堅くなることも多い。
そんなこともあって、よく調べもせずに「 本間製作所 仔犬印 深型丸キッチンポット 9cm 」のフタをネットで注文。
届いた商品を見て、
なんだ~こりゃ~
フタのサイズとフライパンのφは、ピッタリ。
がしかし、余計な出っ張りがフタの裏にあったのだ。
これでは、目玉焼きに限らず、全く使えない。無用の単なるフタ。
商品自体に全く問題はない。金属加工品としては、よくできている。
流用できると思った自分が悪い。
嗚呼、全くもって、あんぽんたんとしか言いようがない。
無念なり …
せっかくフライパンを買ったのに、このままでは、美味しい目玉焼きが食べられない。
で、懲りもせず、また9cmのフタ「ヒキモト まんまる目玉焼リング 1個焼用 カバー 大 アルミ 日本製」を購入。
さてさて、使えるか否か。
フライパンにはめてみると、ピッタリ。
俗に言う、シンデレラフィット。
で、目玉焼きは焼けるのか?
早速、挑戦。
フタに施されている蒸気穴の効果で、水蒸気が中に垂れずに案配よく焼ける。
フタをすると、黄身が白くはなるが、ふんわり焼ける。
小ぶり、厚め、まん丸の目玉焼きができた。
何度か使えば、好みの焼き具合がつかめるだろう。
色んな仕切りプレートに収まるし、バーガーバンズやイングリッシュマフィンに乗せられる。
今回は、大当たり~ !!!
オートキャンプでも活躍しそうだ。
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<「杉山金属(株) とりぷるぱん」はこちら>
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