ノースフェイス ワオナ6 + ユニフレーム REVOフラップでキャンプ ~ オートキャンプ場 高原の里 ~

【  令和元年11月16日(土)~17日(日)  オートキャンプ場 高原の里  】

 

今回のキャンプは1泊2日。飯田高原にある『 オートキャンプ場 高原の里 』。

オートキャンプならではの愉しみを損ねることなく、贅肉を落としたキャンプを心がけた。

 

九重町平地の予想最低気温は、6~7℃。キャンプ場の標高が860mほどなので、気温はさらに5℃は低くなる。日が沈むと、気温が一気に下がり、朝の気温は零度以下で、バケツには氷が張っていた。

 

電源が使えるサイトで、電気カーペットが使えたし、カセットガスヒーターを2つ持って行ったので、寒を肴に酒を楽しめた。

 

ほかに2組のキャンパーがいたが、寒さに対する装備が十分ではなかったのだろう、一組のテントからは、真夜中、小さな子どもの鳴き声がずっと聞こえたし、もう一組のグループも、黄昏とともに明るく気楽な雰囲気が消えていったように見えた。

薄いシュラフで、一晩、震えながら過ごしたかつてのキャンプのことを思い出した。

 

あらためて、この時期の高原キャンプの防寒対策の大切さを実感した。

 

~ テントは、ザ ノースフェイス ワオナ6 ~

ザノースフェイス ワオナ6>

  サ イ ズ  :全長 543cm 幅 302cm  高さ 195cm       

  重   量    :8.70kg 出入口数 :3 収容人数 :6名

  フロア面積:8.0m2 ポール本数:3+1 収納サイズ:82×26cm

 

けっして小さなテントとは言えないが、特出すべきはその重量。

一般的な5~6人用のツールームテントの重量は、概ね20kg。

シングルウォールのワオナ6は、8.7kg。これは、驚異的な重量だ。

 

ちなみに、スノピーのランドロックは、

 サ イ ズ  :全長 625cm 幅 405cm  高さ 205cm       

 重   量    :22kg

 

ランドロックの場合、ビシッと美しくキメようと思えば、ガイドロープをしっかり張らないといけないし、スカートにもペグ打ちが必要だ。おまけに、シールドルーフやスクリーンを付けたりすると、設営・撤収にかける労力はハンパなもんじゃない。

 

 

 

「 ザノースフェイス  ワオナ6  不覚の衝動買い ~ 山道具の棚卸し 連々話 vol. 61 ~はこちら>

 

~ ワオナ6の設営時間は … ? ~

 

まず、Wowona6専用のフットプリントを広げ、その上にテントを広げる。

 

テントのスリープとポールが、同じ色に色付けされているので迷うことはない。

 

2本の黄色いポールをスリーブに通し、テントとフットプリントのグロメットに刺すと立ち上がる。

 

残る前室部のポール2本を通し、ペグ打ちすれば、ほぼほぼ終了。所要時間せいぜい20分。

ガイドロープを張ったら全て完了。

手早くやれば、もっと早く張れるだろう。

 

山岳テントと同じ感覚・方法で立てられるので、取説を見る必要が無い。

 

ランドロックやティエラ5の設営の場合、何やかんやで軽く1時間以上かかっていたことを考えると、この設営時間はべらぼうに短い。

 

~ REVOフラップ + REVOタープ ~

 

タープは、ユニフレームのREVOタープL。

左右非対称6角形で、色々なアレンジが楽しめる。

 

さらに秀逸なのがREVOフラップだ。

 

メッシュで、日除け・目隠し、閉じて風よけ。

二畳近いフラップの内側は、たくさんの道具物を置くことができる。

おまけに、タープなしでも使える。

とてもよく出来たスクリーンだ。

 

~ ヤマメと熱燗 ~

 

日本酒は、大分県八鹿酒造の特別純米。ふくよかで旨口の酒。

銅製の酒タンポで燗をつけると、さらに美味い。

 

肴は、前回同様、九酔渓の桂茶屋で買った生のヤマメ。

炭火焼きは、美味さひとしお。

 

~ 朝食の景色 ~

~ サイトあたりの風景 ~

 

<総評>

 

ザ ノースフェイスのワオナ6を初めて使った。

シングルウォールテントにしては、結露は少ない。軽く、設営が簡単で扱いやすいテントだと思うが、スカートが付いていないので真冬のキャンプには使えない。

 

一般的なツールームテントのように前室は広くないので、同じようには使えない。

いわゆる山岳テントのように使うのが、このテントのコンセプトなのだろう。

のびのびやりたいなら、タープが必要だ。

 

テント一張りだけで楽しみたいなら、今年の春、ogawaから発売されたティエラシリーズの最小最軽量モデル ティエラ リンドの方が向いているし、細部の完成度も高いかな …

 

そんなこんな考えつつ、次回の冬キャンプogawaピルツ12で挑む。

 

 

 

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