早朝から車を飛ばし、くじゅうの山々を巡る日帰り登山。齢を重ねてくると少しつらい。
山から下りて、久住高原や飯田高原でテントでも張ってバタッと寝られれば、随分と楽だ。
とは言え、スノピーやogawaの大きなテントを張るのは無理だし、かといって、モンベルの小さな山岳テントじゃ窮屈だ。
もう一つ、かつて使っていたスノピーのアメニティドームは、強風にも耐えられるよう地上高が低く設計されていた。そのため、テント内で立つことはできないので、着替えなどは不自由。
総じて、よく出来てはいたが、山岳テントとファミリーテントが中途半端に融合した感じたった。
あれもね~なんてことを思っていた昨年、ザノースフェイスのテント ワオナ6の存在を知った。
山岳テントの雰囲気を漂わすシングルウォールテントで、収容人数は6人、重量8.7Kg。
定価は65,000円×1.08=70,200円。
小型軽量テントとは言えないが、片手ではとても持てない重量約20㎏のランドロックやティエラ5の半分以下の重さだし、アメニティドーム6人用の9.8Kgよりさらに軽い。
地上高は195cmと高く、着替えも楽。
おまけに、シングルウォールで使用ポールは4本、なので設営時間は10分とかからないと言う。
今時は、スノピーやogawaなどの大きなテントに、これでもかってくらい道具を並べ、人様に見せるための設えが流行りの中で、山遊びに求めるものは何かを改めて考えさてくれる風情。
国内での人気はイマイチだが、Amazon USAの評価は★4~5ばかりだった。
機能的・合理的な作りで、派手目なカラーリングがアメリカではウケるのだろう。
ちなみに、Amazon USAなら400ドルほどで、送料などを加えると約60,000円。
先だって、何気にネットで山道具を見ていたら、あるショップでこのワオナ6が安く売られていた。
57,400円カード決済割引5%で、販売価格は54,530円。
近頃の実勢価格は、安いところでも6万数千円、65,000×1.10=71,500円のショップもある。
こっっこれは や・す・い … !!!
ところが、残り1点。 残り1点 … 残り1点 …
酔った頭の中を、この言葉が駆け巡った。
ど、どうする … あとはおぼろ … あとはおぼろ …
そして今日、ワオナ6が届いた。
そんな中、調子が悪かった愛車ビッグホーンの修理代8万円の連絡。
嗚呼、あとはおぼろ …
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