1976年、大学に入って下宿生活を始めた。
六畳一間、風呂なし、共同トイレ、朝と晩の2食付き。
部屋には、どういうわけか小さな流し台が付いていた。
ナショナルの電気ポットを買って、チキンラーメンをよく食べた。
友人が来ると、その電気ポットとドリッパーでコーヒーを淹れてもてなした。
ドリッパーは、カリタ。
当時は、ハリオより、KalitaやMelittaが主流だったと思う。
今ではオールドカリタ101ロト呼ばれているものだろう。
色は、ブラウン。
実家の物置を探せば、まだ残っているかもしれない。
ところで、2013年過ぎた頃から、ハリオのドリッパーを使ったハンドドリップコーヒーがYou Tubeなどで世界中に広まり、日本にもサードウェーブコーヒーと言われる時代が到来した。
ハリオのスパイラル1穴のV60ドリッパーはハンドドリップの定番となり、世を席巻している。
私もV60を使ってはいる。がしかし、18歳の時に初めて買ったKalitaのドリッパーに対する思いは強く、今も3穴1~2人用の101ロトを使うことが多い。
休みの朝、とても小さなサーパーとポットを使い、丹念にコーヒーを淹れる。
Kalitaのコーヒーサーバー ウェーブ300mlに101ロトを乗せ、同じKalitaのコーヒーポット0.7Lで2カップ目盛のコーヒーを淹れる。約240mlの量は、一杯より多く2杯より少ない量だ。
1日3~4杯のコーヒーが老化防止に効果有りなんてことに期待し、なかば薬のようにコーヒーを淹れて飲むのとは違い、やっぱり、ゆっくりと楽しむコーヒーは格段に美味しい。
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