ザックを背負っての山行の場合、食器にしろコッフェルにしろ、道具は1gでも軽くコンパクトなものがいい。
これが、車が運んでくれるオートキャンプになると、重さやサイズの制約から解放される。
そんなオートキャンプ用に様々なテーブルウェアが作られ、世に出てきた。
これまで、ホーローやステンレス、アルマイトなどなど色んなものを使った。
一番出番が多かったのが、snow peakの テーブルウェアーセット デュオ。
ステンレスだが、ホーローに比べると軽く、扱いやすい。そしてコンパクトにスタッキングできる。
アルミニウムに比べて熱伝導率が低く、食器の縁が熱くなりにくい特性を持っている。
口当り、持ち易さ、食べ易さを追求したデザイン。
今は、廃番になっている。
【 テーブルウェアセット デュオ 】
◇ サイズ : プレートL/212×18mm デッシュ/209×40mm
ボールL/180×46mm ボールM/141×53mm (各サイズ2枚ずつセット)
◇ 材 質 : 0.4mm厚18-8ステンレス
◇ 重 量 : 0.88kg
このセットに、別途、プレートLよりやや小さめのプレート2枚を加えてオリジナルのセットにしている。
【 テーブルウェア プレート TW-033 】
◇ サイズ : 直径189×14mm
◇ 重 量 : 104.3g
何しろ軽いのがいい。
スノピーのセットにはない豆皿が便利だ。
刺身皿にいい。
バラ買いなので、スタッキングできないところが弱点。
かなり古いものだ。
かつて、オートキャンプの食器ならホーローなんて時代があった。
それなりに高いものだった。
今でもホーローのセットは売られているが、4種類の異なるプレートやボウルのセットは、たぶんないと思う。
マグカップも付いている。
スタッキングでき雰囲気もいいが、重いのが難点。
どのテーブルウェアより、遙かに長く使っているのがタッパーウェアだ。
アメリカのタッパーウェア社が日本での販売を開始したのが1963年。
密閉容器と言えば、タッパーウェア、タッパとも呼ばれ、かつては一世を風靡したブランドだ。
おそらく50年程前に、母親が運動会用に買ったもので、ビックリするほど高額だったらしい。
5枚の小皿が一つにまとめられ、コンパクトで軽い。焼肉のタレ、醤油、くだもの…etc。
このサイズの小皿がセットになっているテーブルウェアを他に見たことはない。
ほかのテーブルウェアとサブとして、とても重宝する。
今どきの道具ほどシャレてはいないが、なかなかの優れものだ。
<「山とキャンプの道具たち」はこちら>
コメントをお書きください