フライパンなら鉄だ。
焼きに、炒め、オールラウンドに使える。
だが、イタメシ、とりわけパスタとなると話は別、パスタならアルミだ。
そして、アルミフライパンなら中尾アルミ製作所がベストだろう。
何しろ、プロ御用達の道具。
その形状 ー 底面の広さとふちの角度、深さ、
持ち手の微妙な角度 ー は、シェフたちの思いに応えたものだ。
ちなみに、中尾アルミ製作所の鍋には、「鍋のベンツ」と呼ばれる「プロキング」シリーズがある。
帝国ホテル、ホテルオークラ、プリンスホテルなど、日本を代表する名ホテルの厨房で長年使われ続けているシリーズだ。
その特徴は鍋の板厚。一般的なアルミ鍋の板厚が3.0mmなのに対し、プロキングは4.0mm。
4mmもの厚さのアルミ材を高度な加工技術により均一に成型したことにより、驚異的な熱伝導率と耐久性を実現したのだ。
私のアルミフライパンは、プロの料理人の方からいただいた中尾のキング21cm、20年使っている。
昨年、もう少し小ぶりなサイズも欲しくなった。
プロキングは使ってみたい鍋ではあるが、身の丈に合わない。
で、博多区諸岡にある「プロの料理村」で同じキングの18cmを買ったのだった。
それから随分経つが、未だ使っていない。
造形美と言うか、道具としての美しさと言うか、そんなものが使用をためらわせた。
いけませんよ。道具なんだから、使ってあげないと…ってことで。
先ずは、ショートパスタででも使いましょ。
余談だが、下の写真の蓋は「アカオアルミ DON 片手浅型鍋 18cm」の蓋。
おあつらえ向きにピッタリ合う。
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