近頃、第二次キャンプブームらしい。いやいや、第三次だという人もいる。
テントにファニチャー、そして様々なコンロやバーナー、バーベキューグリルを使って趣向を凝らしたキッチンの写真が雑誌やネットに並ぶ。
かつてメインに使っていたキャンプのコンロは、
・ Coleman ツーバーナー 413H
・ SOTO ハイパワー2バーナー
・ ユニフレーム ツインバーナーUS-1900
ほかに、
・コールマン スポーツスターⅡ 508A-700J
その後、2010年に購入したのが、イワタニ 炉ばた大将炙家(上写真)。
型番はCB-RBT-A、初期のタイプだ。
カセット(C)ボンベ(B)、炉(R)ばた(B)大将(T) … ってこと ? たぶん … かな ?
それ以降、ツーバーナーもストーブも出番がない。
焼き物は、直火・遠火が一番美味しい。
炉ばた大将は、網焼き、串焼きのツーウェイ。
肉、鶏、海鮮に野菜。何でもござれ。
おまけに、酒の燗だってつけられる。
テントを張り終えたら、カセットガス缶を装着して着火。
塩・コショウだけの手羽先をポイっと乗せて焼きながら、缶ビールで一杯。
フニャっとした鶏皮は不得手、パリッと焼けた皮だけ大好き。格別に美味しい。
横に乗せたクッカーの湯が沸いたら酒タンポでを入れ、地酒をキュッと一杯。
その様子は、決してスマートとかオシャレとは言いがたいが、ツーバーナースタンドを組むことも、ポンピングの必要もない。
ゆったりとしたキャンプを楽しみたいキャンパーにとっては、最良のコンロだ。
寒冷地のキャンプでもない限り、不自由は感じない。
同じような思いのキャンパーは多い。
花より団子、名より実。炉ばた大将は、キャンプ場の隠れたスターだ。
と言いつつ、素敵な道具が美しく並べられたキャンプの写真を見ると、次のキャンプは、コールマン413H、ユニフレーム US-1900、はたまた、プリムス オンジャ? なんて思う時も …
いやいや、やっぱりどれも、炉ばた大将を超えられない。
さて、随分前の話になるが、炉ばた大将のパチモノ「KOVEA 3WAY GAS BBQ」とユニセラ熱燗あぶり台のシンデレラフィットするってのが話題になった。
炉ばた大将の場合、シンデレラフィットとはいかないが、まぁ乗せられる。
脂っこいものが食べられなくなってくると、あっさりとした湯豆腐や鍋物にも使えるのがいい。
そしてもう一台、イワタニ カセットフー マーベラスやタフまるなど、風に強いアウトドア向きのコンロなどがあれば、最強の組み合わせになると思う。
こんな楽しみ方を知ってしまうと、ツーバーナーに戻れなくなる。
<「山とキャンプの道具たち」はこちら>
<「 イワタニ炉ばた大将 + ユニセラ熱燗あぶり台 ー 山道具の棚卸し 連々話 vol. 43 ー」はこちら>
<「 イワタニ 炉ばた大将 炙家で貝三昧 - 志摩の四季de貝を買って -」はこちら>
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