写真のコールマン200Aランタンは、1980年製。
オールドコールマンの中で最若手世代ではあるが、何しろ作られてから40年、大事に扱ってやらないと機嫌が悪い。
で、ランタンタンク内の圧力を測定する圧力計を買った。
ガソリンタンクのキャップ(フィラーキャップ)に圧力計を装着したタイプのものだ。
こうしたものには、中国、韓国製品が多く、買うのはバクチと同じだ。
当たれば儲けもの、外れれば残念でしたとなる。
今回買ったのは、コールマンが大好きという新潟県の金属加工メーカーが作ったもの。
キャップは、コールマンの純正品より精度が高い。モノづくり日本の技術力が発揮されている。
圧力計は、SMC社製の小型圧力計。同社は国内精密機器の大手メーカーだ。
装着は、ランタンのフィラーキャップと取り替えるだけ。
商品説明には、次のとおり記述されている。
ストーブの推奨最大圧力は、0.2MPa前後です。0.2MPaで針が中心付近に来るようになっていますので見やすいです。
ランタン、ストーブ点火時は、0.1MPa程度の低い圧力で点火させ、点火後に0.2MPaくらいまで内圧を上げていきます。
特にストーブは、バーナーとタンクが近い為、燃焼時の輻射熱により、熱がタンクに伝わり内圧が自動で上がりますので始めから高い圧力にするのは危険なことです。
気難しいオールドコールマンだからこそ、加圧の加減がわかるのは有り難い。
予想していたより、はるかに使える道具だ。
何の装飾も施されていない、まんまメーターの見た目も、レトロ感を損なわなくてイイ感じ。
もう少し値段が安ければ、ほかのランタンにも付けたいが…
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