写真は、右がテンマクデザイン、左がコールマン、
どちらもスパイスボックスの名前がつけられている。
余計なことだが、スパイスは香辛料、シーズニングだと、調味料、薬味、香辛料と意味が広がる。
醤油やソース、ケチャップやマヨネーズなどを使う日本のキャンプスタイルだと、シーズニングボックスの方が合ってるような気がするのだが… まぁ大きなお世話か。
さて、キャンプで使う調味料や香辛料は、
皆さんそれぞれのキャンプ料理のスタイルに合わせて様々だ。
同じ種類のボトルなどを使って、ビシッとキメてる方もおられる。
私の場合、ビジュアルより経済性と合理性。
基本、家の中のものを持ち出すことにしている。
長年使っているコールマンのスパイスボックス。随分前に廃番になってしまった。
2015年に出た復刻品では、ふたの裏に付いているミニジョウゴと缶切りは無くなっている。
ミニジョウゴは、スキットルにバーボンを入れるのに使っている。
缶切りは使わず、代わりのソムリエナイフが上手く収まる。
材質はステンレスで、堅牢な作り。
少々のことでは壊れない。
ふたの裏と下の箱の側面に、衝撃吸収のシートが貼られている。
使われる場面や状況に配慮した作り込みだ。
キャンプ場近くの道の駅などで仕入れた食材に応じて料理できるよう、ブイヨンや粉末ダシ、タバスコなど色々放り込んでいる。
それにしても、たぶん3~4千円ほど買ったものだが、近頃じゃ1万円以上で売られているのには驚く。
ちなみに写真の調味料は、
・塩 ・醤油 ・タバスコ ・マヨネーズ ・ケチャップ
・ブイヨン ・あごだし ・中華だし ・オリーブオイル
シーズニングは、マスコットフードの3種。
・BBQスパイスミックス
・サラダエレガンス
・ソテーミックス・ハーブ
この3本は使える。
他にも、ブラックペッパー、カレーパウダー、チューブのワサビや生姜などを、キャンプエリアの特産品に合わせて入れ替えている。
この春買ったのが、「SOLUM」と「tent-Mark DESIGNS」がコラボしたスパイスボックス。
木製で、観音開き。左右それぞれに棚があり、左には引き出しが付いている。
材質は低級、背板は薄いベニヤ板。
作りも粗雑なので、強度には期待できない。
背の高いボトルが収納できそうに見えるが、左側で22、23cmのペットボトルサイズがいいところ。右側だと15cm程度だろうか…
大した工夫も施されていないただの木箱。
もちろん、ガラス瓶は怖くて入れられない。
入れたいものを入れるのではなく、何だったら入れられるかだ。
人に見せることに主眼を置いた今時の雑貨。
インスタ映えばかりを気にするにわかキャンーパー向け、フィリピン製の粗末な装飾品。
本当に使えるアウトドアアイテムではない。
<「テンマクデザイン スパイスボックス & ワインボックス ー 山道具の棚卸し 連々話 vol. 47 ー」はこちら>
<「テンマクデザイン スパイスボックスの塗装 ー 山道具の棚卸し 連々話 vol. 48 ー」はこちら>
<「テンマクデザイン スパイスボックスの使いみち ー 山道具の棚卸し 連々話 vol. 49 ー」はこちら>
<「コールマン ステンレススパイスボックス 久々の充填 ー 山道具の棚卸し 連々話 vol. 54 ー」はこちら>
<「 ― 山とキャンプの道具たち ― 」はこちら>
ところで、上の写真は、山登り用のスパイスボトル。
もちろん、オートキャンプでも使える。
右2番目のソルト&ペッパーシェイカーは、文字どおり塩とコショウの二つが入る。
重量は22g。546円で購入。
一番右は、6種類のスパイスが入れられるスパイスミサイル。
重量は60g。1,260円で購入。
日帰りやテント泊の登山に使用。
いずれも10年前に買ったもの。使える山道具だ。
コメントをお書きください