アウトドア、オートキャンプが世に広がり始めた頃、
時を同じくして、燻製作りもまた、共に広まった。
今は、安いもの、高いもの、材質、形状の異なる様々なスモーカーが売られている。
そんなものがなかったころ、鉄の中華鍋で燻製を作っていた。
チップを入れた空き缶を中華鍋に置き、網のうえに食材を乗せ、蓋をして燻す程度。
チーズ、ソーセージ、ゆで玉子…etc. 燻製を始めると、誰もが必ずとおる道。
まぁ~ね~って感じ。
その後、ユニフレームのフォールディングオーブンSUSを買ってから、そこそこ本格的な燻製も作ってみたりしたのだが、続かなかった。
ソミュール液なんてのを使い、数日もかけて作るなんてとてもとても…
ある日、偶然、YouTubeでキャメロンズミニスモーカーのデモ映像を見た。
スモーカーとしては、小ぶり。
こうしたギラギラとした金物道具に、惹かれる癖がある。
メスティンのラージを使って熱燻を作るより、遙かにスマートだ。
燻製がとっても好きと言うわけでもないのに、道具としての面白さに惚れて、つい買ってしまったのだった。
スモークするのは、簡単に作る魚介類と肉類の熱燻のみ。
この道具は、面倒がない。
ものぐさな私でも使える道具だ。
今日は久々に、先だって少しメンテしたコールマン413Hを使い、煙を気にせずベランダで熱燻をこしらえた。
食材は、生食用のエビとホタテ。ヒッコリーのチップを使った軽めの熱燻。
ビールのあてです。
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