キャンプで、あんまり使わなくなった道具に、オイルランタンがある。
十年ほど前のこと。
食卓に置いているオイルランプのパラフィンオイルを探していて、オイルランプと輸入雑貨「銀の船」で、偶然見つけたのがフェアーハンドランタンだった。
レインボーオイルと芯が付いたセットで、4,500円だった
一見すると、アンティークで優雅な見た目だが、フェアーハンド社のランタンは、風速80mでも消えない特殊な構造で風雨に強く、極寒などの過酷な環境でも耐えることから、かつては軍隊でも使われていた信頼性の高いランプ。
一目惚れして購入し、キャンプでも使うようになった。
<「- Lunax オイルランプ 久しぶりの点灯です -」はこちら>
何しろ、手間いらず。オイルを入れて、火を付けるだけ。
コールマンのランタンのように、ポンピングしなくていい。
おまけに、100年以上の歴史を持つドイツ企業の製品だが、価格は手頃。
柔らかい炎。1/f の揺らぎが心地いい。
ところが、弱点が一つだけあった。
オイルが残ったままの状態で、車に積み込んだ際、横にするとオイルが漏れる。
これは、構造上やむを得ない。
オイルを抜くか、取り扱いに注意すれば防止できることなのだが…
今は、停電に備え、玄関に鎮座している。
ところで、同じ頃、「銀の船」からもう一つオイルランタンを買っている。
フェアーハンドとよく似た、SUNWAYのハリケーンランタンだ。(上写真のネイビーブルー)
率直に言えば、フェアーハンドランタンのパチモノ。とても、比べられない。
山の出番はない。インテリア小物です。
<「 Dietz #76 オリジナルランタン ブラック ゴールドトリム ~ 少しだけクリスマス気分に ~」はこちら>
<「「 1/f ゆらぎ 」の癒やし コールマン ルミエールランタン ― 山道具の棚卸し vol. 4 ー」はこちら>
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