ペツルのヘッドランプとコンパス ー 山道具の棚卸し連々話 vol. 22 ー

 

久々にと言うか、ようやくと言うか、

盟友のT氏と山に登ろうという話になった。

 

久しぶりなので、先ずはウォーミングアップの日帰り。

 

しかし、それだけじゃ面白くないので、山頂で朝日を見ようと言う。

 

九重の日の出は、5時すぎ。 

ってことは、暗闇の山行 ?

 

ヘッドランプがいるじゃありませんか。

コンパスもいる…

 

で、慌てて道具部屋で探して …

 

 

- ヘッドランプ ペツル  タクティカ ー

 

 

ヘッドランプは、山登りの必需品だ。

 

闇夜の山行は当然のことながら、不測の事態に備え、必ずザックに入れておかなければならない道具だ。

 

ゴムが伸びたり、ON/OFFのスイッチが痛んだりして、何度か買い換えているが、ずっとフランスのペツルを使っている。

 

近年は、安価な中国ブランドが市場を席巻しているが、この手のものは、欧州ブランドか国産が安心だ。

 

最大照射力 :200ルーメン、60m

最大照射時間:240時間(弱モード/5ルーメン)

電 池   :単4アルカリ電池3本

 

全天候型の耐水性で、何しろ明るい。          

2~3万円なんてモデルもあるペツルの中で、4,000円ほどの手頃なモデル。ちゃんと使える道具の一つだ。

 

 

ー 見つからないスント コンパス  ー

 

 

以前、ある種の屋外訓練に携わっていた。

▽△の方向からヘリ侵入…なんて感じで

コンパスが必要になる。

 

時計のベルトに装着するコンパスを付けてはいたが、かんばしくない。

 

で、フィンランド製の「スント リスト式コンパス M9」となった。

 

スントのコンパスは、第二次世界大戦中にフィンランド軍が使ったしろもの。

それなりに評価されている。

 

付属のベルトがあまりに貧弱なので換えなければとても使えない。

 

おまけに、盤面が蛍光インクで印刷され、暗くても見やすいってことだったのだが、まるで効果なし。 

 

今はもう、訓練なんてのに関わることはなくなったので、もっぱら山登り用となった。

ところが、これが見つからない。いったい何処にいったのか …

3,000円も払って、ベルトを換えていたのに … よくあるのです。

 

 

「HI-TEC MAGNUM(ハイテック マグナム) - タクティカルギア再出動 -」はこちら>

 

「AVIREX コンバットブーツ とS&G戦闘長靴Ⅲ型 」はこちら>

 

 

 

ところで、かつて登山のコンパスと言えばシルバだった。

 

今時は、ガーミンに代表されるGPS搭載の多機能・高性能なギアが主役。

しかし、これが結構な値段。安くても2~3万円、10万円オーバーのものもある。

あたしにゃ、とても手が出ない。

それに、ハードな山行はもうやんない。

 

で、昨年、GPS搭載、方位計、高度計なども付いた、1万円ほどのスマートウォッチを買った。

一見、カシオのプロトレックみたい。見てくれは負けてない。ようやく、山デビューか。

しかし、何しろメイドインChina、どれだけもつか …

 

心配なので、シルバのコンパスを持って行く。

シンプルなアナログコンパスだが、信頼して使える道具だ。

 

 

「山とキャンプの道具たち」はこちら

 

 

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コメント: 2
  • #1

    トリプルちゃーみー (月曜日, 27 5月 2019 00:04)

    山に登るのですか?

    男のロマンかいな?

    山に登ると言う事がよく分からんけど、
    幼少の頃遠足での山登りは結構シンドイ思い出しかないのですが、マイケルさんのアウトドアキャンプとかは面白そうだなと思います!

    トリプルちゃーみーは、釣りとかちゃんとしてみたいなぁ!
    池でザリガニとか釣った記憶しかない (^_^;)


  • #2

    マイケル・K・橘 (月曜日, 27 5月 2019 19:31)

    いっぺん、クライマーズ・ハイってのを経験してから、こうなってまして …