チーズおろし - 都会的な BOSKA、 レトロなラルベロ 、それとも ? / イタメシ話 vol. 3 /

 

 

チーズは、イタリア料理に欠かせない。

 

パスタ料理の仕上げにパルメザンチーズを振りかける。

 

多くの家庭の冷蔵庫には、クラフトなどの粉チーズが置いてあると思う。

 

 

イタリア料理のシェフ達は、

” パルミジャーノ・レッジャーノを削って振りかけなさい ” なんてーことを言う。

 

これは以外と難しい。

 

○ ハード/セミハードタイプのチーズは身近な店では買えない。

 

○ 安くても黒毛和牛なみの価格。

 

これが大きな理由だ。 

 

 

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まず、パルミジャーノ・レッジャーノは、どこでも売ってるもんじゃない。

身近なスーパーには、まず置いていない。

 

輸入食品の店やデパートのチーズ専門店に行けば手に入れられるが、わざわざ買いに行くってのが面倒だ。

 

 

そして、次に価格。

100g換算で、安くても700円以上、専門店のものは千円以上。

 

グルメ番組で紹介するような使い方をしてご覧なさい。

標準世帯なら、あっという間になくなってしまう。

 

 

小生の場合、チーズは、先ず、ワインのあてです。

 

パルミジャーノ・レッジャーノとワインの相性は抜群。

で、ほとんどワインのあてで食べきってしまう。

 

パスタに振りかけようかなと思っても、残っていないことが多い、ってな具合。

 

 

 

<  コラム  -  パルメザンチーズとパルミジャーノ・レッジャーノ  -  >

 

パルメザンチーズはイタリアで作られているパルミジャーノ・レッジャーノの英語読み。

ならば、巷で売られているパルメザンチーズは、パルミジャーノ・レッジャーノなのか?

 

違います。

 

ややこしいので割愛するが、かなり乱暴に例えると、スパークリングワインとシャンパンの関係のようなものだと思う。  

 

 

 

 

 

ので、チーズおろしの出番もまた多くない。

 

とは言え、一応、4つのチーズグレーダーを使っている。

 

 

① 業務用普及品(右下)

② 4面グレーダー(右上)

③ BOSKA 釣り鐘型(左下)

④ ラルベロ オリーブの木 チーズグラインダー(左上)

 

 

①は、チーズに限らずレモンやショウガなどにも使ってる。

 

②は、4面タイプ。プロの料理人お勧めのものだ。

 細切りは、荒と細の2種。そして、極細とスライスの4面。おろし金4枚を箱にし

 たようなものだが、何しろデカい。もっぱら厨房用だ。

 

③は、スライス、きざみ、おろしの1台3役、BOSKAのスグレモノ。

 都会的なデザインが売りかな。

 

私のお気に入りは④の箱付きタイプ、卓上使いでチース専用。

 

 

イタリア製で、箱は樹齢100年前後のオリーブの古木からの削り出しという。

 

手作りなので、日本製のような精緻さはないが、素朴な感じが好きだ。

無塗装なので、時々、ヒマワリ油をすり込んでいる。使い込めば、味が出てくる。

おろしは、普及品と同じ形状で、特別なところはない。

 

小さいのでテーブルで邪魔にならないし、雰囲気がグッとよくなる。

 

 

 

L'albero dell'olivo オリーブのチーズおろし」はこちら>

 

 

 

< コラム >

 

定期的に近くの「酒のやまや」に、酒類を買い出しに行く。

ついでに、ハードチーズも買っている。 

チーズ専門店よりは、リーズナブルで味も悪くない。

 

そして、パルミジャーノ・レッジャーノは、ワインに限らず、バーボン、スコッチ、コニャック…etc。

 

何にでもよく合う。手のかからない最高の酒の友だ。