チーズは、イタリア料理に欠かせない。
パスタ料理の仕上げにパルメザンチーズを振りかける。
多くの家庭の冷蔵庫には、クラフトなどの粉チーズが置いてあると思う。
イタリア料理のシェフ達は、
” パルミジャーノ・レッジャーノを削って振りかけなさい ” なんてーことを言う。
これは以外と難しい。
○ ハード/セミハードタイプのチーズは身近な店では買えない。
○ 安くても黒毛和牛なみの価格。
これが大きな理由だ。
まず、パルミジャーノ・レッジャーノは、どこでも売ってるもんじゃない。
身近なスーパーには、まず置いていない。
輸入食品の店やデパートのチーズ専門店に行けば手に入れられるが、わざわざ買いに行くってのが面倒だ。
そして、次に価格。
100g換算で、安くても700円以上、専門店のものは千円以上。
グルメ番組で紹介するような使い方をしてご覧なさい。
標準世帯なら、あっという間になくなってしまう。
小生の場合、チーズは、先ず、ワインのあてです。
パルミジャーノ・レッジャーノとワインの相性は抜群。
で、ほとんどワインのあてで食べきってしまう。
パスタに振りかけようかなと思っても、残っていないことが多い、ってな具合。
< コラム - パルメザンチーズとパルミジャーノ・レッジャーノ - >
パルメザンチーズはイタリアで作られているパルミジャーノ・レッジャーノの英語読み。
ならば、巷で売られているパルメザンチーズは、パルミジャーノ・レッジャーノなのか?
違います。
ややこしいので割愛するが、かなり乱暴に例えると、スパークリングワインとシャンパンの関係のようなものだと思う。
なので、チーズおろしの出番もまた多くない。
とは言え、一応、4つのチーズグレーダーを使っている。
① 業務用普及品(右下)
② 4面グレーダー(右上)
③ BOSKA 釣り鐘型(左下)
④ ラルベロ オリーブの木 チーズグラインダー(左上)
①は、チーズに限らずレモンやショウガなどにも使ってる。
②は、4面タイプ。プロの料理人お勧めのものだ。
細切りは、荒と細の2種。そして、極細とスライスの4面。おろし金4枚を箱にし
たようなものだが、何しろデカい。もっぱら厨房用だ。
③は、スライス、きざみ、おろしの1台3役、BOSKAのスグレモノ。
都会的なデザインが売りかな。
私のお気に入りは④の箱付きタイプ、卓上使いでチース専用。
イタリア製で、箱は樹齢100年前後のオリーブの古木からの削り出しという。
手作りなので、日本製のような精緻さはないが、素朴な感じが好きだ。
無塗装なので、時々、ヒマワリ油をすり込んでいる。使い込めば、味が出てくる。
おろしは、普及品と同じ形状で、特別なところはない。
小さいのでテーブルで邪魔にならないし、雰囲気がグッとよくなる。
<「L'albero
dell'olivo オリーブのチーズおろし」はこちら>
< コラム >
定期的に近くの「酒のやまや」に、酒類を買い出しに行く。
ついでに、ハードチーズも買っている。
チーズ専門店よりは、リーズナブルで味も悪くない。
そして、パルミジャーノ・レッジャーノは、ワインに限らず、バーボン、スコッチ、コニャック…etc。
何にでもよく合う。手のかからない最高の酒の友だ。
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